株式分割のあと、株価は本当に強い?
日本と米国のデータから「上がった」の中身を読み解く
StockClub財務研究 第1弾「分割銘柄の徹底分析」
データ取得:2026年10月2日 UTC/日本株と米国市場の採用DB分割標本/探索的な分析
気になる銘柄が株式分割を発表した。1株の価格が低くなるのは分かる。でも、その後の値動きまで期待していいのでしょうか。
ここで確かめたいのは、「分割後に上がったか」だけではありません。同じ時期の日本株市場と比べても強かったのか。平均だけでなく、観測結果の真ん中や年ごとの差を見ても、同じ印象になるのか。StockClubの収録データから、この順に見ていきます。
市場の比較には、**NEXT FUNDS TOPIX連動型上場投信(1306)**の価格を使います。TOPIXに連動する上場投資信託(ETF)で、指数そのものではありません。運用費用、分配金、指数との連動のずれがあるため、この価格比較をTOPIX指数や配当込みの投資成果と同じものとして扱いません。1306公式情報
対象は2010年から2026年10月2日までの日本DB収録普通株の分割です。値動きの起点は、発表日ではなく価格調整日前の終値。分割・併合による価格の切り替わりを補正し、配当は加えません。20・60・120営業日後を見ますが、価格がそろう標本は窓によって異なります。 米国市場の採用DB標本は、後の章で分割後の結果だけを追加します。
問いは、初期集計を見た後に立てたものです
問いと切り口は初期集計を見た後に組み立てた探索的なものです。事前登録した仮説を検定した研究ではありません。過去の値動きの観察から、分割が株価を動かした原因や、これから買う銘柄の答えまで示すものではありません。
1. 「株価が上がった」と「市場より強かった」は同じ?
たとえば市場全体が上昇している時期には、分割した企業の株価も上がることがあります。株価が上がった事実だけでは、同じ時期の市場と比べてどうだったかは分かりません。そこで、まず個別株の値動きを確かめ、同期間の1306 ETF価格リターンとの差を見ます。
平均と中央値は、別の見方をする数字です
平均は、各イベントの値動きを全部足してイベント数で割った値です。大きな上昇も下落もそのまま反映します。中央値は、値動きを小さい順に並べたときの真ん中です。偶数件なら中央2件の平均。同じ会社の別の分割をそれぞれ数えるため、厳密には「真ん中の銘柄」ではなく「真ん中の観測」です。
図1|株価リターンの平均と中央値
20・60・120日後の株価リターンの平均と中央値。株価平均は全窓正、中央値は全窓負。
株価リターンの平均と中央値/単位:%同じ期間・条件の平均と中央値を2本で1組として表示
数値と標本数を表で確認
取得日:2026-10-02 UTC
出典とデータ照合情報
split_stock_analysis_v2/output/summary.csv
SHA-256:3f8b10f9925bded838864312d4e285a2abdf4bb223796d5de52a2bfe23d06363
描画CSV SHA-256:173e3b0bbe453286bdb817332403d1045e9aba2ae5a0571291eb0debf9da2d04
分割後60営業日の株価リターンは、平均+4.07%、中央値−1.94%でした。20・120営業日でも平均は正、中央値は負です。平均の上昇を見て「多くの銘柄も上がった」と読むことはできません。
次の図は、個別株の価格リターンから、同期間の1306の価格リターンを引いた差です。単位はpp(パーセントポイント)。仮の例で個別株+5%、ETF+3%なら差は+2pp。個別株−1%、ETF−4%でも差は+3ppになります。「差がプラス」と「株価が上がった」は別のことです。
図2|1306価格リターンとの差
20・60・120日後の1306 ETF価格リターンとの差の平均と中央値。差の中央値は全窓負、平均は60・120日で正。
1306価格リターンとの差/単位:pp同じ期間・条件の平均と中央値を2本で1組として表示
数値と標本数を表で確認
取得日:2026-10-02 UTC
出典とデータ照合情報
split_stock_analysis_v2/output/summary.csv
SHA-256:3f8b10f9925bded838864312d4e285a2abdf4bb223796d5de52a2bfe23d06363
描画CSV SHA-256:0192e691bc288f2f5af227d3cf2bfc08640ca59658904b7bfde2d50bda9cf893
1306との差の中央値は20・60・120日で負でした。一方、60・120日の平均は正です。個別株だけを見たときの食い違いは、比較対象を置いても残りました。さらに、差が正だった観測の割合を確認します。
1306の価格騰落率を上回ったイベントは、およそ40〜41%でした。これは観測されたイベントの割合で、将来の確率や売買戦略の勝率ではありません。120日の差の下位10%点は−36.72pp、上位10%点は+36.56ppで、結果のばらつきも大きいものでした。
1306はETFで、現金分配、運用費用、指数との追跡差があります。今回は現金分配による価格下落を補正していません。個別株の配当も加えていないため、この差はTOPIX価格指数を上回った幅とも、配当・分配込みの総収益の差とも一致しません。 1306公式情報
ここまでで分かるのは、個別株の値動き、市場との価格差、その差が正だった割合が、それぞれ違う側面を示すことです。次に、一括集計に含まれる年の違いを確かめます。
2. 年ごとに分けても、同じように見える?
分割後60営業日に絞り、イベントの権利落ち日(ex_date)が属する年ごとに比べました。同じ年の分割でも観測開始日は異なり、60営業日の窓は翌年にまたがる場合があります。
図4|年ごとの平均差と中央値差
2010年から2026年の分割後60営業日の1306価格差。平均には正負両方の年があり、各年の中央値は負。年別nと上回った割合を表示。2026年は途中年の完了窓のみ。
分割後60営業日の1306価格差/2026年は途中年。差が正の割合は表・tooltipに併記/単位:pp同じ期間・条件の平均と中央値を2本で1組として表示
数値と標本数を表で確認
取得日:2026-10-02 UTC
出典とデータ照合情報
split_stock_analysis_v2/output/event_returns_all.csv
SHA-256:b57a5afe206e9f6b12f23e646f59d364522638e579fb4ea62653808b487cbdc5
split_stock_analysis_v2/output/by_event_year.csv
SHA-256:61df2c011741aa0c58adcf3a63a9553caee07d6d5d40e4854df022d4b9ea3c51
描画CSV SHA-256:19cb21f90bc5b015045e83a83ec95498ff1819d69c5fc2a190cefab4a1c6a4a6
平均差には正の年と負の年がありました。2013年は+11.80pp、2021年は−7.70ppです。一方、今回の対象17年では、各年の中央値差はすべて負でした。平均の見え方は年ごとに違っても、中ほどの観測が示す方向とは一致しない年があります。
ただし、2010年は24イベント、2011年は34イベントと標本が小さく、2026年も途中年です。年ごとの顔ぶれ、同時期の市場環境、除外された観測が異なります。この図から「当たり年」を探したり、ある年の差を制度変更が生んだと決めたりはできません。
3. 平均を動かした会社では、何が起きていた?
平均と中央値が離れている理由を確かめるため、分割後60営業日の株価リターンが大きい順に上位の3イベントを確認しました。集計を見た後に選んだ事例で、分割企業の代表例ではありません。まず、倍率・日付・価格の単位が整合するかを調べています。
ビリングシステムの起点90,500円は、1→100の分割後単位では905円です。11,150円÷905円−1で+1,132.04%になります。アイルは1,268円÷2=634円を起点とし、日本通信は21,150円÷100=211.5円を起点としています。大きな上昇を、分割前後の1株の単位をそろえて確認した値です。
ビリングシステムは当時の有報(p24・28)で倍率・効力日と月別高安、JPXの権利落ち資料で日付を確認し、終値を96utの時系列と照合しました。アイルは有報(p19・22)とJPX資料を確認し、終値はTradersの10月欄・7月欄の調整後価格を当時単位へ換算して照合しました。日本通信も有報(p37・43)と96utの時系列で確認しています。
一次資料で確認した分割・日付・高安の整合と、補助サイトで照合した各日の終値は、確認範囲が違います。 補助サイトと研究DBの上流データが独立しているかは未確認です。また、期間中の業績や需給、ニュースを原因として検証していないため、「分割したからこの上昇が起きた」とは言えません。アイルの分割前60営業日は起点価格が欠けており、分割前のリターンを作っていません。
では、この大きな上昇が平均にどの程度反映されているのでしょうか。全2,350件の平均に対する算術的な寄与は、上位2件で株価平均に+0.94pp、1306との差の平均に+0.93ppでした。上位1%相当の24件では、それぞれ+2.60pp、+2.51ppです。ここでの寄与は、選んだ値の合計を全2,350件で割った値。原因としての寄与や投資資金の割合ではありません。
図5|上位イベント除外の事後的な感度分析
全2350件、株価上昇率の上位2件を除く2348件、上位24件を除く2326件の株価平均と中央値、1306との差の平均と中央値。除外後も株価平均は正、ETF差平均は負になる。
株価リターン/全件の主結果と除外後の感度/単位:%同じ期間・条件の平均と中央値を2本で1組として表示
数値と標本数を表で確認
1306価格リターンとの差/同じイベントを除外/単位:pp同じ期間・条件の平均と中央値を2本で1組として表示
数値と標本数を表で確認
取得日:2026-10-02 UTC
出典とデータ照合情報
split_stock_analysis_v2/output/event_returns_all.csv
SHA-256:b57a5afe206e9f6b12f23e646f59d364522638e579fb4ea62653808b487cbdc5
描画CSV SHA-256:b2e9d99b56529d2489e02acf86530169b43c028ba850ca40d2804edcbc9c88b8
上位2件を除くと株価平均は+3.13%、上位24件を除くと+1.48%で、どちらも正でした。一方、1306との差の平均は−0.09pp、−1.70ppへ変わります。平均がどれほど大きな値に左右されるかと、株価自体が上がったかは、分けて読む必要があります。
除外は誤ったデータと判断した処理ではありません。確認できた大きな上昇も全件の主結果に残したうえで、見方がどれだけ変わるかを示しています。上位の選び方は結果を見た後に決めたもので、将来もこの違いが続くか、分割の効果があるかを示す分析ではありません。
4. 米国市場でも、「上がった」と「強かった」は同じ?
日本株で見た二つの問いを、米国市場のDB収録イベントでも確かめました。「US」は米国市場に上場する銘柄の区分で、米国に本社がある会社だけを指しません。今回掲載するのは、採用条件を満たしたイベントの分割後の価格比較です。未検証の追加イベントの分割前リターンは使っていません。
日本側はNEXT FUNDS TOPIX連動型上場投信(1306)、米国側は**State Street SPDR S&P 500 ETF Trust(SPY)**を比較対象にしました。SPYは、米国の大型株を対象とするS&P 500への連動を目指すETFです。両方とも指数そのものではなく、ここで使うのは取引されるETFの価格。企業の範囲や規模が異なるため、同じものさしとは扱いません。1306公式情報、SPY公式情報
両市場とも個別株配当とETF分配金を加えず、ETF分配落ちも補正していません。運用費用や指数との連動のずれもあるため、差をTOPIXやS&P 500の指数リターン、配当・分配込みの総収益との差へ言い換えることはできません。まず個別株の価格を見て、その次にETFとの差を読みます。
図6|採用DB標本の日米株価リターン
日米の採用DB標本の分割後20・60・120営業日の株価リターン平均と中央値。日本は平均正・中央値負、米国市場標本は平均・中央値とも正。nは市場・窓ごとに異なる。
個別株価格リターン/イベント等重み/単位:%同じ期間・条件の平均と中央値を2本で1組として表示
数値と標本数を表で確認
取得日:2026-10-02 UTC
出典とデータ照合情報
final-post-v1/publication-comparison-table.csv
SHA-256:9abb95141b8956abb5017130213f245029eca3900e4a0e7d1b0917834664faf5
final-post-v1/manifest.json
SHA-256:4e114f6c0393dafc65acd4937162ba272fc0ef067b109a2dd1bedd169f6dbfea
final-post-v1/final-accepted-post-windows.csv
SHA-256:7e2aa973ad351c74def7b73872059a9eaee59e934713ba67058aa97cc4b2e9e8
描画CSV SHA-256:da1e6616da3c18ca209ab1db68abf31a4b6152fa640b9d011e58aa71c444ef87
米国市場の主採用標本では、株価リターンの平均・中央値は20・60・120営業日のいずれも正でした。60営業日は平均+1.36%、中央値+1.09%。日本の同じ長さの窓は平均+4.07%、中央値−1.94%で、平均と中ほどの観測の関係が異なります。この違いだけから、分割銘柄の優劣や投資先を決めることはできません。
図7|各市場ETFとの価格リターン差
各市場ETFとの価格差。米国市場の主採用標本では20・60・120日ともSPYとの差平均・中央値が負。日本の平均差は60・120日で正、中央値差は負。1306とSPYは異なる比較対象。
日本1306・米国SPYとの差/異なる比較ETF/単位:pp同じ期間・条件の平均と中央値を2本で1組として表示
数値と標本数を表で確認
取得日:2026-10-02 UTC
出典とデータ照合情報
final-post-v1/publication-comparison-table.csv
SHA-256:9abb95141b8956abb5017130213f245029eca3900e4a0e7d1b0917834664faf5
final-post-v1/manifest.json
SHA-256:4e114f6c0393dafc65acd4937162ba272fc0ef067b109a2dd1bedd169f6dbfea
final-post-v1/final-accepted-post-windows.csv
SHA-256:7e2aa973ad351c74def7b73872059a9eaee59e934713ba67058aa97cc4b2e9e8
描画CSV SHA-256:da1e6616da3c18ca209ab1db68abf31a4b6152fa640b9d011e58aa71c444ef87
SPYとの価格差を見ると、米国市場の主採用標本の平均・中央値は20・60・120営業日とも負になりました。60営業日の差は平均−1.23pp、中央値−0.80ppで、SPYを上回った観測の割合は46.9%です。株価の中ほどの観測が上昇していても、同じ時期の比較対象より強かったとは限らない。 日本株で立てた問いは、ここでも結果の読み方を変えます。
小さな倍率のイベントが占める割合も市場で異なるため、倍率が1.5以上の分割にそろえた補助比較も示します。米国市場の60営業日は549イベントとなり、SPYとの差は平均−0.35pp、中央値−0.43pp。20営業日の平均差は+0.04ppでした。採用条件を変えたときの平均も併せて読み、主標本の方向をすべての条件へ広げません。
価格の切り替わりが大きかった29候補は、追加資料をもとに18件を分類上除外、10件を価格品質・市場や日付などの確認待ちで保留、1件を限定的な価格確認のもとで復帰しました。未分類は0件ですが、保留を「分割ではない」と断定したわけではありません。この29件の確認は、米国収録イベントすべての企業行動を一次資料で監査したことも意味しません。
復帰したRGC(Regencell Bioscience Holdings)の例では、SEC提出の会社発表で1→38と銘柄名・識別番号・ティッカーの継続を確認しました。保存終値は2025年6月13日595.1ドル、6月16日60ドル。補助価格サイトの表示とも整合します。分割後の1株単位へ起点を一度だけ直すと、60÷(595.1÷38)−1で+283.13%です。ただし、取引所の一次終値は取得しておらず、補助価格配信元と研究DBの上流独立性も未確認です。
この+283.13%は、分割境界をまたいだ当日の価格変化です。20・60・120営業日のリターンとは別の量です。 同じ6月13日終値を起点としたRGCの20・60・120営業日の株価リターンは、順に−12.52%、−15.01%、+2.17%でした。大きな当日変化を、そのまま「分割後60日の強さ」と読み替えないことが大切です。いずれも価格の記述で、上昇の因果や配当込みの成果ではありません。
追加確認前の集計、RGCを復帰した主結果、現在の銘柄情報からIPO日がイベントより後にあるものを保留した感度を、次の表で分けて示します。最後の保留規則はレビュー後に加えたもので、当時の企業の正体を確定した処理や事前登録した条件ではありません。
価格単位が未確認の8候補を残した追加診断もありますが、その数値は価格変換の確認用であり、主採用標本の経済的なリターンとして本文のグラフには使っていません。誤分類が混ざった以前の診断も含めて、「どの感度でも市場との差は負」とまとめることはできません。採否は成績の正負で決めず、分割・証券・日付・価格の確認に基づき、更新理由を残します。
現行の商品分類、データが残っている企業、価格がそろう窓を使う以上、当時の全企業を同じ条件で網羅できてはいません。日本と米国で企業の構成や市場ETFも違います。この章の結果は、採用したDB標本について同じ問いを確かめた材料です。各国の優劣や分割の因果効果、今後の値動きを判断する結論には進めません。
5. 同じ標本にそろえると、見え方は変わる?
通常の集計では、長い窓ほど価格がそろわず、対象も変わります。もし中央値が負という結果が対象の選び方に左右されないなら、前後を同じイベントでそろえても同じ方向になるのではないか。そこで前後120営業日の両方を観測できる同じ2,000イベントを比べました。
図8|同じイベントの1306価格差の推移
前後がそろう同じ2,000イベントの共通基準からの1306価格との差の中央値。相対日0は株価切替日前の終値。
相対日0は価格調整日前の終値/単位:pp
数値と標本数を表で確認
取得日:2026-10-02 UTC
出典とデータ照合情報
split_stock_analysis_v2/output/trajectory_balanced.csv
SHA-256:cc33ce1b77efb12723b3245903ea162862d00005dc26676dbb4dec603b3a20c8
描画CSV SHA-256:c1cd6ccb43118d5eb059cca0f12f47b290382eac014b53d9614c5df78dc60a63
ここで意外な反例が現れました。同じ標本の後120日の株価中央値は**+0.42%**。全有効標本では−0.48%でした。中央値が必ず負になる、という説明は維持できません。1306との差の中央値は同じ標本でも負ですが、株価自体の動きとは別の結果です。
軌跡は、すべての時点を価格調整日前の終値から計算しています。そのため、左端をそのまま「前120日の騰落率」として読むことはできません。表の前後比較とは基準が違います。
分割に至る前には、上昇していた企業が多いことも読み取れます。ただしこれは価格調整日前の観測です。多くのイベントで発表日時が欠けているため、「発表前に先回り買いが起きた」とは言えません。引け後発表を確認できた別標本も小さく、20日後は37イベント、60日後は10イベントに限られます。主結果とは分けています。
企業ごとに最初のイベントだけを使う感度分析でも、分割後の1306との差の中央値が負という方向は残りました。ただし、分割の因果効果を確認したことにはなりません。事前の成長や株価上昇、決算、配当変更、市場環境を切り分けた比較ではないからです。
この比較が示すのは、標本の選び方によって株価中央値の符号が変わることです。なぜ前後を観測できた群と他の群で違うのか、という問いまでは解き切っていません。
どの程度ばらついているかも、結論を読む上で大切です。中央値だけでは、大きく上がった観測も下がった観測も見えなくなります。
図9|株価リターンの分布
60日・120日後の株価リターンの10・25・50・75・90パーセンタイル。両側に幅広く分布し、中央値は負。
細線:10〜90%点/太線:25〜75%点/丸:中央値(信頼区間ではありません)/単位:%
数値と標本数を表で確認
取得日:2026-10-02 UTC
出典とデータ照合情報
split_stock_analysis_v2/output/summary.csv
SHA-256:3f8b10f9925bded838864312d4e285a2abdf4bb223796d5de52a2bfe23d06363
split_stock_analysis_v2/output/event_returns_all.csv
SHA-256:b57a5afe206e9f6b12f23e646f59d364522638e579fb4ea62653808b487cbdc5
描画CSV SHA-256:841830a3786a50a96de8532cde19e00f04fd6d1f564e25f1c18dbef44bb12c62
この図の細線は過去の観測の中央80%、太線は中央50%の範囲です。全観測を残したまま、その分布を要約しています。図に示した範囲の外側にも観測があり、平均はそれらも含めて計算されます。これだけで、どの企業・どの時期が平均をどれだけ動かしたかまで特定したことにはなりません。
6. 最近分割した企業は、今どんな会社?
近年分割した企業は現在どのような顔ぶれなのか。ROEや時価総額を見たいところですが、現在の値を過去の価格推移へ結び付けると、当時は分からなかった情報が混ざります。ここは価格研究と切り離した現在プロフィールとして読みます。
財務は過去の値動きと切り離し、2026年10月2日に取得した現在断面のDB格納値を比較しました。対象は現在activeの普通株で、2024年1月1日〜2026年10月2日に分割した631社と、同期間の分割群に含まれないその他3,370社です。その他群には、それ以前に分割した企業も含み得ます。
図10|現在の企業プロフィール
現在の近年分割群とその他群のROE・時価総額の中央値と25〜75%点。ROE中央値11.69%と7.70%、時価総額中央値約787億円と165億円。
ROE/太線:25〜75%点/丸:中央値/単位:%
数値と標本数を表で確認
時価総額/太線:25〜75%点/丸:中央値/単位:億円(対数目盛)
数値と標本数を表で確認
取得日:2026-10-02 UTC
出典とデータ照合情報
split_stock_analysis_v2/output/current_profile_summary_active.csv
SHA-256:dc78176537bbf858bce835b906c62e6ae7a26e5a10cd633450a07f8d1b4e8458
描画CSV SHA-256:e921c63787b8c178d19d2fe3f559e41c55e171cdb84c10e2d1ccc132b7afdfa8
近年分割した群では、ROE中央値が11.69%、時価総額中央値が約787億円。その他群では7.70%、約165億円でした。近年分割した企業の現在の顔ぶれに違いがあるという、限定した記述です。業種や規模をそろえた比較ではなく、分割によってROEが高まった証拠でも、分割時点で高かった証拠でもありません。
ROEは自己資本に対する利益を見る指標ですが、今回の値はDB保存値の測定です。現行仕様は当期と前年の同じ四半期の自己資本を使い、残高や期間の条件を満たす場合に平均を取ります。利益の帰属、連結・単体、代替基準などを全社の原資料に戻って監査したものではありません。欠損率も群によって異なります。過去の株価分析へ現在値を結び付けて、リターンの要因や売買条件に使っていません。
DOEは自己資本に対する配当を見る指標です。StockClubの正式な計算仕様では、当期FYの実績配当と、同じ株数基準に調整した当期・前期のBPSを使い、条件を満たす場合はその平均を分母にします。前期値を利用できない場合などの例外もあります。会社のDOE目標と、ここで測る実績DOEは別です。StockClubのDOE解説
図11|現在の保存DOE
現在の近年分割群のDOE中央値3.54%、その他群2.37%。有効615/631社と3138/3370社。25〜75%点も表示。現在断面の記述で因果や予測ではない。
現在の保存値/太線:25〜75%点/丸:中央値/単位:%
数値と標本数を表で確認
取得日:2026-10-02 UTC
出典とデータ照合情報
doe-addendum-recovery/current_doe_profile_summary.csv
SHA-256:52785b98f78acbac2c90e1eb062fc14d5b4c1eddbb633a5ff9f276c3919934f7
描画CSV SHA-256:59e470d85e4cb0be7ba21eaf4727ed08cdecbe5ad18f4301c1d8f6da110d4b41
現在DOE中央値は、近年分割群3.54%、その他群2.37%でした。有効企業数と欠損率にも違いがあります。欠損は0へ置き換えず、保存値が0の企業は集計に含めています。過去の価格窓を集計した企業集合とは別の、現在断面の記述統計です。
近年分割群の有効615社では、当該FYの実績配当とFYの調整後BPSを使い、定義された算式で再計算した値が、保存DOEと小数第10位の丸めで一致しました。606社は当期・前期FYの平均調整後BPS、9社は前期値や期間の条件を満たさない場合の正式な期末BPS代替基準を使っています。全615社が平均BPSを使った結果ではありません。その他群は保存値を集計したもので、算式の再計算は未実施です。また、対象期・通貨・配当の帰属など算式以外の条件と、全社の一次開示をすべて監査したものではありません。
今回再計算した615社のFY期末は2025年8月〜2026年7月と企業によって異なります。決算期の移行も含むため、全社を同じ12か月へ換算した比較ではありません。FYの実績配当を使っており、翌期の予想配当や最新四半期から機械的に作る配当とは区別します。
過去のROE・DOE・時価総額をリターンの説明に使うには、当時公表されていた版を使うpoint-in-timeの確認が必要です。今回の現在プロフィールの違いを、分割の因果や過去・将来のリターンの説明に使っていません。
この違いは、今の企業集合の特徴を記述する材料です。分割前の財務がその後のリターンを説明したか、という問いには、当時公表されていた履歴を使った別の検証が必要です。
7. 分割ニュースの次に、何を確かめる?
今回の日本株データでは、株価の平均が上昇していても、市場との価格差や中ほどの観測は違う印象を示しました。年別の平均には違いがあり、同じ標本にそろえると株価中央値が正になる反例もありました。数字を一つ選んで、分割全体の良し悪しを決めることはできません。
- いつから測った数字か。発表日、権利落ち日、効力日、価格調整日を確認する。
- 何と比べた結果か。個別株の価格上昇、ETFとの差、配当込みの成果を分け、平均・中央値・標本数を併せて読む。
- 企業の今をどう確かめるか。最新の利益、自己資本、配当方針とキャッシュフローを、同じ期間・基準で確認する。
気になる銘柄は、分割だけでなく業績や還元方針の開示も確かめてみてください。StockClubの財務情報やDOEの解説は、その確認の入口になります。現在のROEやDOEの高さから、過去・将来の株価の方向を直接決めることはできません。
まだ残る問いは、平均を動かした観測がどの企業・どの時期に集まっているのか、前後を観測できる標本の選択が結果をどれだけ変えるのか、分割と同時期の決算・配当変更などを分けても違いが残るのか、です。これらは今回の結果では説明を確定していません。
初回イベントだけの感度分析は一つ確認しましたが、企業の繰返しや同時期の市場環境をすべて切り分けたわけではありません。分割が値動きを引き起こしたという因果や、個別銘柄の将来の方向も、この研究では証明していません。
さらに見る:分割件数・株価帯・倍率・業種
以下は標本の構成と群ごとの記述統計です。多くの切り口を試した探索であり、上昇の原因や将来予測を示すランキングではありません。
図12|日本株の収録分割件数
収録分割件数の2010〜2026年の推移。2022年91件から2025年249件へ増加。2026年は10月2日まで210件。
日本株の収録分割件数/単位:件
数値と標本数を表で確認
取得日:2026-10-02 UTC
出典とデータ照合情報
split_stock_analysis_v2/output/annual_counts.csv
SHA-256:9074e6b740a5eb1164347504d7b71845f1e457de02f37ba385f6194b512f1e08
split_stock_analysis_v2/output/analysis_universe.csv
SHA-256:2f75fd57273da30dad1026c4972d193451a65e4dc36feb4dee119aa91d3e5aea
描画CSV SHA-256:baffdb5f7830c3b91881e6cb42ee4def3bb5fe4c928af34a8b0836992f49ee05
今回のDBで確認できた普通株の分割イベントは、2022年91件、2023年148件、2024年211件、2025年249件でした。2022年から2025年までは増加しています。2026年は10月2日までで210件です。年の途中なので、前年の通年とそのまま比べて増減を判断しません。
長期で見ると、収録件数は一貫して増えてきたわけではありません。2022〜2025年の増加は、期間を区切った観測です。
ここで示すのは収録イベントの件数です。日本市場全体の網羅件数や、上場企業のうち何%が分割したかという割合ではありません。収録範囲と現行分類の影響が残るため、この増加だけで全国的な動向や制度の効果まで断定することはできません。
件数推移は、上の年別リターン図とは分母が異なります。ここでは収録候補を数え、リターン図では価格窓が有効な観測だけを使っています。
次の見立ては、分割前の1株価格帯や分割倍率が違えば、分割後の価格差の並びも変わるのではないか、というものです。まず株価帯を比べます。
図13|分割前の株価帯別
分割前の株価帯で見る差。全帯の中央値は負で、平均の符号と標本数は帯によって異なる。
分割後60営業日の1306価格差/単位:pp同じ期間・条件の平均と中央値を2本で1組として表示
数値と標本数を表で確認
取得日:2026-10-02 UTC
出典とデータ照合情報
split_stock_analysis_v2/output/by_price_band.csv
SHA-256:0f8698b7313420ff546ba1d0db4fbd975b238552e977f846c90900cc1b458076
描画CSV SHA-256:7479a2c2a280caf903e8c8af80df80f197f42cb1b591348d7aa1ae3bc0a4eb8a
60日後の中央値はすべての株価帯で負でしたが、平均の符号と標本数は帯ごとに異なります。1株価格は、企業規模を示す時価総額とは別の尺度です。
続いて、倍率の大きさに沿って結果が並ぶかを確認します。
図14|分割倍率別
分割倍率別に見る差。全帯の中央値は負で、平均の符号と標本数は帯によって異なる。
分割後60営業日の1306価格差/単位:pp同じ期間・条件の平均と中央値を2本で1組として表示
数値と標本数を表で確認
取得日:2026-10-02 UTC
出典とデータ照合情報
split_stock_analysis_v2/output/by_ratio_band.csv
SHA-256:4e8ac24eefa1ad4c1106e02332e0438baaecf62c35f3e009e50dc17784a7fd64
描画CSV SHA-256:64968bc66c2b43b7186b661a556f590256e95c18e2161f4c388e7cd81dd692a8
倍率についても、中央値はすべての帯で負でした。倍率が大きくなるにつれて結果が一方向に良くなる並びではありません。平均と中央値の差は倍率別にも見られますが、分割倍率が原因だと確定した結果ではありません。
図15|現行33業種別の中央値
現行33業種の60日後1306価格差中央値をイベント数順に表示。nが30未満の業種は*で明示。
分割後60営業日の1306価格差/*はn<30/単位:pp
数値と標本数を表で確認
取得日:2026-10-02 UTC
出典とデータ照合情報
split_stock_analysis_v2/output/by_sector_code.csv
SHA-256:3ece923a35539bb82f9427d0b2a9a432eadce51307a9560cc8abae516fd43830
描画CSV SHA-256:9630cf911e863a7d0429e48fc5ef0f2f16a5e4765b38377194cf75db022ce686
業種別の価格差は、全33業種をイベント数の多い順に示しました。少数の観測だけで大きな差が出る業種もあるため、数値より先にnを確認します。nが30未満の群には注意表示を付けましたが、30以上なら結果が安定する、という保証ではありません。
業種では情報・通信業、サービス業の収録イベントが多くなっています。ただし分類は現在のもので、分割当時の業種を再現していません。また、その業種の企業数を分母にした分割率ではないため、「分割しやすい業種」とは言い換えられません。
年度、株価帯、倍率、業種など、多くの切り口を試すほど偶然目立つ群も現れます。これらは全群を保存した探索的な比較で、有意差や将来予測を示すランキングではありません。少数の群、とくに株価1,000円以下の56イベントなどは、結果が標本に左右されやすいことを踏まえて読みます。
日付と分割の仕組みを確認する
株式分割では株数が増え、比率に応じて理論上の1株価格が下がります。例えば1株が2株になると、株数は2倍、理論上の価格は半分。分割そのものによって保有株式全体の価値が増えるわけではありません。購入単位に必要な金額を小さくできる仕組みです。JPX「株式分割」
もう一つ大切なのが日付です。発表日、権利落ち日、効力発生日、株価の価格調整日は同じ日とは限りません。 本記事の値動きはDBのprice_adjustment_dateを優先し、欠損時はex_dateを使った「価格調整日」基準です。法的な効力日を基準にした結果とも、発表への反応とも分けて読みます。JPX「権利落」
日付と投資単位の違いは、日本通信(9424)の2014年の公式開示にも現れています。2014年2月4日に1株を100株へ分割する計画を公表し、基準日は3月31日、効力発生日は4月1日。取引所での売買単位を100株へ変更する日は3月27日と説明しています。発表、取引上の変更、法的な効力は別の日です。日本通信の当時の公式開示
この例では、分割と同時に100株単元を採用するため、会社は実質的な投資単位に変更はないと明記しました。1株の価格が低くなることと、通常の売買単位に必要な金額が小さくなることも、同じとは限りません。この開示で確認したのは仕組みと公表日程です。上の価格結果の照合には有報と補助価格サイトも用いており、いずれの資料も上昇理由の検証とは区別します。
日本株の受渡しは2019年7月16日以降の取引からT+3からT+2へ短縮されました。このため、昔の権利落ち日を現在のルールだけで逆算できません。今回参照した現行日付計算コードは制度境界を分けており、保存イベントの境界前後2例はJPX情報との一致を確認しました。全イベントの日付履歴を一次資料から再監査したものではありません。日本証券業協会の制度変更資料
値動きの計算では分割・併合の影響を補正し、見かけ上の値下がりを損失と数えません。一方、後で見る分割前株価帯は、当時の補正前の終値です。株価の高さは1株の値段であり、企業規模を示す時価総額とは別の尺度です。
発表日が分かる少数標本と、価格調整日基準の主標本を同じものとして扱わないことも大切です。分割前に上昇していたからといって、それを発表前の反応と呼ぶことはできません。
分析方法・出典・限界
米国追加章の主結果はUS最終post条件付き版v1(RGC復帰後、全倍率、raw品質条件主、現在銘柄情報の標本)です。20/60/120営業日は1,077/1,024/964イベント、682/664/645銘柄。主は保存未調整終値と区間内の分割・併合係数で計算し、DB調整済み価格との一致条件は別感度です。欠損・出来高・他企業行動・重複などの品質条件を用いますが、全期間の売買可能性や全企業行動の一次監査を保証しません。
米国の起点は保存ex_dateに基づく価格調整の取引日で、SPYの現地市場観測営業日を使い、t=−1終値からt=h−1終値までを計算します。日本と同じ長さの20・60・120窓を示していても、各市場の営業日は同じ暦日列ではありません。発表日や法的効力日への反応、円換算の投資成果を測ったものでもありません。
日米比較表の期間範囲は2010〜2026年。現在の商品分類や存続データ、証券・会社名の変更履歴による識別上の限界が残ります。日本の財務プロフィールは引き続き現在の別断面で、米国とのPIT財務比較には使っていません。米国の分割前追加18イベントは検証範囲外のため本文の主説明へ入れていません。
- 母集団:2010-01-01〜2026-10-02にex_dateがある、日本DB収録の現行普通株分類の分割2,668候補。ETF・REIT・併合を主イベントから除外。現在非activeでも価格があれば含むが、現行master欠落、上場廃止後の価格停止、履歴不足による生存・選択バイアスは残る。全国網羅ではない。
- 価格窓:price_adjustment_dateを優先、欠損時ex_date。t=0はその日以降の最初の市場観測営業日。post hはt=−1の終値からt=h−1、pre hはt=−h−1からt=−1。hは20・60・120。価格調整日当日の取引を含むため、単純に「分割当日終値で買ってh日後」と読むことはできない。
- カレンダー:1306の市場観測日を基に、公式確認済みの2020-10-01東証終日停止を市場・銘柄系列から除外。
- 価格調整:raw終値と全分割・併合の旧株数/新株数係数で再構成し、DB調整済み系列と照合。配当再投資・売買費用・税金なし。1306は分配落ち未補正ETF価格代理。差は同じ区間の個別株リターン−ETFリターン(pp)で、日次差の加算ではない。
- 有効標本:post20/60/120は2,367/2,350/2,266イベント、1,597/1,592/1,559銘柄。打切り、端点・内部価格欠損、不正価格、端点の出来高欠損・ゼロ、他イベントとの重なり、補完価格の品質疑義等を窓別に除外。欠損を0収益に置換しない。内部の出来高ゼロが残る窓もあり、全期間の売買可能性は検証していない。
- 集計:有効イベントを等重みで計算。イベント数は独立標本数ではない。同じ企業の繰返し、窓の重なり、同時期の市場ショックの共有がある。通常集計、前後同一標本、企業初回のみの感度を区別。
- 統計上の範囲:株価帯・倍率・年度・現行業種などは探索的比較。多重比較による偶然の目立ち、少数標本に注意。今回、因果推定、統計的有意差の主張、取引戦略の成績検証は行っていない。平均の大きな値を事後に除いて主結果に置換していない。
- 財務:現在ROE・DOE・時価総額は2026-10-02取得の別断面。原資料での全件定義監査は未完。過去の公表時点履歴の保証が未完なPIT財務・時価総額別リターンは保留。現在DOEは保存値の追加集計を掲載し、近年分割群の615社のみ定義された算式による再計算一致を確認。その他群の式再計算、対象期・通貨・配当帰属などの条件と全社一次開示の完全監査は未実施。米国はUS最終post条件付き版v1の採用標本を追加。29疑義候補の分類と保留は確定したが、全収録イベントの一次資料監査ではない。価格basis未確認の診断は主結果へ入れず、市場全体や国の優劣へ一般化しない。
算式:区間の終値を始値で割り、区間内の分割・併合の旧株数/新株数の積で補正します。その価格倍率から1を引いて100倍した値が株価騰落率(%)。1306との差は、同区間の個別株騰落率から1306の価格騰落率を引いた値(pp)です。
出典はStockClub DBの保存イベント・価格・現在プロフィール、2026-10-02 UTC抽出。逐次取得のため完全に同時刻のスナップショットではありません。収録イベントの全件正確性や全国網羅を保証するものではありません。
一次資料:JPXの分割解説、権利落の解説、2020年10月1日終日停止資料、1306公式情報、SPY公式情報、上記の日本3社の有報・JPX資料とRGCのSEC提出資料。各日の補助価格出典と保証範囲は該当事例に明記。
分析の版
split-study-v2-20261002T162742Z/reader-local-v5-jp-us-final-post-15figures
Export SHA-256:c8f9206bf1b4b5b86c942ac42bc912d4b3a72e6401b924db3866e41d1625c2d4