
原油・金利高で株価下落、週足も3週続落
Schaeffers Research
公開日時: 2026/09/11 17:05
週明けから原油価格の上昇、債券利回りの高止まり、そして予想を上回るインフレ率が重しとなり、米国株式市場は週を通して軟調な展開となりました。金曜日は原油価格の落ち着きを受けて一時的に買いが入ったものの、主要3指数はいずれも週足で下落し、ダウ平均株価は3月以来の週間下落率を記録しました。
テクノロジー株は引き続き不安定な動きを見せました。メタ・プラットフォームズ(META)はAIエージェントのローンチ、アップル(AAPL)は折り畳み式iPhoneの発表など、注目すべき動きもありましたが、市場全体のセンチメントの悪化を打ち消すには至りませんでした。半導体メーカーのアドバンスト・マイクロ・デバイシズ(AMD)にはアナリストから強気な目標株価が設定された一方、ソフトウェア大手のオラクル(ORCL)は決算発表後に株価が下落しました。
こうした市場全体の弱気な状況は、一部の銘柄にとっては歴史的な強気トレンドラインへの押し目買いや、重要なテクニカル水準を試す機会となっています。例えば、Etsy(ETSY)やLyft(LYFT)は過去の強気トレンドラインまで値を下げており、Salesforce(CRM)は重要なテクニカル水準を割り込みました。また、原油価格の高騰は、エネルギー関連の優良株に注目が集まる要因となっています。
労働者の日に連休明けとなった9月最初の本格的な取引週は、来週に控える連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策決定会合に市場の関心が移っています。通常、FRBの会合時には株価はパフォーマンスが鈍化する傾向がありますが、既に市場に広がる投資家の警戒感から、今回は異なる展開となる可能性も指摘されています。
Source: Schaeffers Research
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