
ビーム・セラピューティクス、CRISPR技術で新薬開発を加速
Seeking Alpha
公開日時: 2026/09/09 20:55
遺伝子編集技術「ベースエディティング」を開発するビーム・セラピューティクス(BEAM)は、シティーグループ主催のバイオファーマ・バック・トゥ・スクール・サミット2026で、同社の事業進捗について説明しました。最高経営責任者(CEO)のジョン・エバンス氏は、同社が開発した次世代CRISPR 2.0技術を基盤としたプラットフォームにより、遺伝子編集技術の応用が急速に進んでいると述べました。
同社は、ベースエディティング技術を、より精密な遺伝子編集を可能にする技術として位置づけています。この技術は、細胞治療(ex vivo)だけでなく、リポソームナノ粒子(LNP)を用いた生体内(in vivo)治療プログラムにも応用されています。エバンス氏は、これらの技術開発と製造能力を社内で構築してきたことが、事業の急速な進展を支えていると強調しました。
現在、同社の主要プログラムの一つである鎌状赤血球症治療薬候補「リストーセル(risto-cel)」は、臨床試験「BEACON」の最終データカットを待っている段階です。この試験は既に全患者の登録と投与が完了しており、年内には生物製剤承認申請(BLA)を行う予定です。これは同社にとって初のBLA申請となります。
エバンス氏は、同社のプラットフォームは、遺伝子編集技術の基盤となる「ベースエディティング」と、それを効率的に細胞へ届けるための「デリバリー・製造技術」の両輪で成り立っていると説明しました。これにより、多様な疾患に対する治療薬開発が可能になると期待されています。
最高財務責任者(CFO)のサラバン・エマニー氏も同席し、同社の財務状況についても触れました。詳細な財務情報は開示されませんでしたが、エバンス氏は、パイプラインの進捗と並行して、事業拡大に向けた財務基盤の強化も進めていることを示唆しました。
ビーム・セラピューティクスは、革新的な遺伝子編集技術を駆使し、アンメットメディカルニーズの高い疾患に対する治療薬開発を加速させることで、今後の成長が期待されています。
Source: Seeking Alpha
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