
エル・ポヨ・ロコ、転換戦略が奏功
Seeking Alpha
公開日時: 2026/09/08 21:55
米国の大手メキシカンファストフードチェーン、エル・ポヨ・ロコ(LOCO)の業績が改善傾向にあることが、アナリストの分析で明らかになりました。同社は、既存店舗の改装や低コストでの出店戦略が奏功し、特にカリフォルニア州外での成長が期待されています。
エル・ポヨ・ロコは、フランチャイズ主導の成長モデルを採用しており、既存の店舗を低コストで改装する「アセットライト」戦略を推進しています。この戦略は、高い投資収益率(ROI)を実現し、調整後EBITDA(利払い前・税引き前・減価償却前利益)マージンを長期的に20%まで引き上げることを目指しています。
同社は、2026年度の業績見通しを引き上げました。既存店売上高は3.5%~4.5%の増加、調整後EBITDAは6800万ドル~7000万ドルに達すると予測しています。また、設備投資(CapEx)の削減により、フリーキャッシュフロー(FCF)の増加と資本配分の柔軟性向上も見込まれます。
現在の株価は、2026年度のEV/EBITDA(事業価値倍率)が9.8倍と、ファンダメンタルズの改善にもかかわらず、過去の平均水準を下回っており、割安感があると分析されています。しかし、客足の減少やオペレーションの複雑化といったリスクも指摘されています。
エル・ポヨ・ロコは、かつて「タコベル化」とも評されるような、より広範な顧客層へのアピールを目指す戦略を進めてきました。この戦略転換が、現在の業績改善に繋がっていると考えられます。
Source: Seeking Alpha
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