
ヘルスケアセクター、追い風で回復基調
Seeking Alpha
公開日時: 2026/09/08 10:35
長らく低迷していたヘルスケアセクターに、回復の兆しが見え始めています。特に製薬業界では、米国の薬価政策を巡る不確実性が後退し、特許切れへの対応やイノベーションによる差別化に焦点が移りつつあります。
ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)やアストラゼネカ(AZN)といった企業は、多角的なポートフォリオと強力な研究開発(R&D)パイプラインを有しており、迫りくる大型製品の特許切れ(パテントクリフ)による影響を乗り越える上で有利な立場にあると考えられています。
バイオテクノロジー分野への資金調達や、医薬品開発業務受託機関(CRO)への需要も回復傾向にあります。チャールズ・リバー・ラボラトリーズ(CRL)やアイコニカ(ICLR)といったCROは、前臨床試験(薬効や安全性を確認する初期段階の試験)や臨床試験(ヒトを対象とした試験)の活動増加から恩恵を受けると予想されます。
また、バイオ医薬品の製造プロセス(バイオプロセッシング)の成長や、米国内での生産回帰(リショアリング)の動きは、サーモフィッシャー・サイエンティフィック(TMO)、ダナハー(DHR)、住友ファーマ(SSSGY)といった企業にとって追い風となるでしょう。これらの企業は、医薬品製造に必要な機器やサービスを提供しています。
医療機器やヘルスケアサービス分野では、パンデミック後の需要の正常化が進む中で、選別的な投資機会が生まれています。各社は、イノベーションや効率化を通じて、持続的な成長を目指しています。
Source: Seeking Alpha
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