
ソフトウェア株、重要決算控え岐路に
Seeking Alpha
公開日時: 2026/08/25 16:15
米国のソフトウェアセクターは、S&P500種株価指数や半導体株を上回るパフォーマンスを示しており、4月の安値から力強く回復しています。市場の変動が大きい中でも底堅さを見せていますが、今週発表されるクラウドストライク(CRWD)とセールスフォース(CRM)の決算が、今後の株価動向を左右する重要なイベントとなりそうです。
特にクラウドストライクには、市場の期待を上回る業績(ビート)と、将来の見通し(ガイダンス)の両方で強い内容が求められます。同社は高いバリュエーション(株価評価)に加え、最近の役員退任というネガティブ要因もあり、決算内容次第では10~15%の下落リスクを抱えています。しかし、予想を上回る好決算となれば、サイバーセキュリティ分野全体、さらにはソフトウェアセクターETFであるiシェアーズETF(IGV)を押し上げる可能性もあります。
一方、セールスフォースは、「AIがSaaS(Software as a Service:サービスとしてのソフトウェア)の成長を阻害する」との見方(AI Eating SaaS)を払拭する必要があります。経営陣が、主力製品である「Agentforce」や「Data Cloud」の勢いが継続していることを示し、下半期に向けた加速をガイダンスで示せれば、株価は再評価される可能性があります。
筆者は、ポートフォリオの15%をソフトウェアセクターに配分する方針を維持しています。先週は、クラウドストライクとルブリック(RBRK)の保有比率を減らしましたが、IGVが100日移動平均線まで調整する局面があれば、ファンダメンタルズ(企業業績などの基礎的条件)が健全であれば、買いの好機になると見ています。
Source: Seeking Alpha
個別の投資に関する推奨やアドバイスを提供することを意図しておりません。ここで述べられている意見や見解は、あくまでも各記事の個人的見解です。