
AI需要が生産能力を上回る、Coherentの成長戦略
Seeking Alpha
公開日時: 2026/08/18 18:35
AI(人工知能)分野の需要急増が、光部品メーカーであるCoherent(COHR)の生産能力を上回る状況となっています。しかし、この供給不足が同社にとって最大の追い風となっていると、Pythia Researchは分析しています。
Coherentは、2023会計年度第4四半期に過去最高の20億5,000万ドルの収益を記録しました。特にデータセンター向け製品の収益は66%増加し、粗利益率も40.2%に拡大しました。同社は、2027会計年度の生産枠はほぼ完売状態であり、購入注文は2028年まで、長期供給契約(LTA)は2030年まで延長されています。
同社の成長を牽引するのは、6インチInP(インジウム・リン)ウェハー技術です。この技術は、従来の4インチウェハーと比較して約4倍の生産能力を持ちながら、コストは半減するため、生産能力の拡大と利益率の向上を同時に実現します。
アナリストのコンセンサス予想では、Coherentの1株当たり利益(EPS)は、2027会計年度の9.26ドルから2029会計年度には18.47ドルへと急成長すると見込まれています。この急速な利益成長により、現在割高と見られているCoherentの株価収益率(PER)は、将来的に圧縮される可能性があります。
AIインフラ市場の拡大は、Coherentにとって大きな事業機会をもたらしています。同社は、この旺盛な需要に応えるため、生産能力の増強に注力しており、今後の業績拡大が期待されています。
Source: Seeking Alpha
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