
シグマ・リチウム、過去最高益を記録
Newsfile Corp
公開日時: 2026/08/14 12:15
Sentiment Analysis
リチウムイオン電池の材料供給を手掛けるシグマ・リチウム(SGML)は、2026年第2四半期(4~6月期)の決算で、過去最高益を記録したと発表しました。売上高は前四半期比で増加し、EBITDA(利払い・税引き・減価償却前利益)マージンは47%に達し、同社史上最高となりました。
同四半期の売上高は5500万ドルとなり、1~3月期の4200万ドルから増加しました。販売量は2万4400トンで、1トンあたりの実現価格は前四半期の1790ドルから17%上昇し、2089ドル(SC5グレード)となりました。これは、同社が商業的な柔軟性を高めた結果です。
生産コストの大幅な削減も特筆すべき点です。生産量の増加と財務規律の維持により、プラントゲートコストは前四半期比36%減の401ドル/トン、CIF(運賃・保険料込み価格)コストは同33%減の452ドル/トンとなりました。オールイン持続可能コスト(AISC)も同6%減の668ドル/トンと、2025年第3四半期以来の水準に改善しました。生産量の増加に伴い、これらのコストはさらに削減される可能性があります。
財務面では、総負債を前年同期比で43%削減し、2026年6月末時点での純負債は1億2500万ドルとなりました。これは、高コストの短期輸出金融ファシリティの着実な返済に注力した結果です。同社の現金および現金同等物は1700万ドルでした。
今後の見通しとして、同社はTAC(技術・調達・建設)契約の締結が間近に迫っており、一時的な操業停止が終了すると見込んでいます。生産能力の拡大計画も順調に進んでおり、当初のガイダンスを3ヶ月前倒しし、今後12ヶ月以内に年間24万トンのリチウム酸化物濃縮物の生産を目指します。2027年度には年間33万トンの生産を見込んでおり、既に稼働している再処理回路もフル稼働しています。さらに、2027年末までに年間58万トン、2028年末までには年間83万トンの生産能力を目指し、2つの追加プラント建設を計画しています。
シグマ・リチウムは、アメリカ大陸における最大の炭酸リチウム濃縮物生産企業であり、エネルギー安全保障のためにリチウム材料の工業化に取り組んでいます。同社は、2026年8月14日午前8時30分(米国東部時間)に、第2四半期決算に関するカンファレンスコールを開催する予定です。
Source: Newsfile Corp
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