
ExlService、AI・データ主導で増収増益
MarketBeat
公開日時: 2026/07/30 02:05 JST
Sentiment Analysis
データ分析・AIサービスなどを手掛けるExlService(EXLS)は、2024年第2四半期(4~6月期)決算を発表しました。売上高は前年同期比15.6%増の5億9480万ドル、調整後1株当たり利益(EPS)は22.3%増の0.59ドルとなり、好調な業績を示しました。
特に、同社の収益の61%を占めるデータ・AI主導のサービスは30%増と大きく成長しました。これは、企業がAIの概念実証(PoC)から実際の業務への導入へと移行し、AI活用に必要なデータ基盤やガバナンス、セキュリティへの投資を加速させていることが背景にあります。ExlServiceのロヒット・カプール最高経営責任者(CEO)は、「AIを企業で活用するために必要な取り組みは膨大であり、顧客は変化に苦労している。当社は彼らを支援するのに最適なポジションにいる」と語りました。
AI関連の成長は4四半期連続で加速しており、直近の四半期では18%から30%に達しました。一方で、デジタルオペレーション関連の売上高は約1.5%減少しましたが、これはAIが業務に組み込まれることで、より知的財産主導で高付加価値な「データ・AI主導」の収益に分類されるようになったためと説明しています。オペレーション関連全体の売上高は10%増加しました。
同社は、保険金請求や引受業務などに「エージェンティックAI」を導入し、政策や規制に従う決定論的モデルと、判断や意思決定に用いられる確率論的モデルを組み合わせています。この導入には顧客、事業部門、地域ごとに大幅なカスタマイズが必要ですが、既存のオペレーション関係や顧客データへの精通が強みになるとカプールCEOは述べています。
また、AIモデルのコスト削減に繋がる「トークン最適化」も新たな機会として挙げており、特定の顧客ではワークフロー設計・エンジニアリングによりトークン消費量を最大80%削減したと報告しました。
セグメント別では、保険部門の売上高は14.9%増の1億9780万ドル、ヘルスケア・ライフサイエンス部門は22%増の1億5800万ドルとなりました。
さらに、7月31日に完了予定のiMerit買収により、2026年には2800万ドルから3200万ドルの収益貢献を見込んでいます。これらの要因を踏まえ、通期の売上高見通しを23億9000万ドル~24億1500万ドルに、調整後EPS見通しを2.25ドル~2.29ドルに引き上げました。ただし、営業・データ管理・AI能力への投資増により、下半期の営業利益率は圧迫される見込みです。
Source: MarketBeat
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