
ボーイング、新型機開発は「数年後」 CEOが財務改善を優先
CNBC
公開日時: 2026/07/20 09:15
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米航空大手ボーイングのケリー・オルトバーグ最高経営責任者(CEO)は、新型旅客機の開発に着手する前に、財務状況の立て直しに「あと数年かかる」との見通しを示しました。これは、ベストセラー機「737 MAX」の後継機開発を急ぐよりも、既存事業の安定化を優先する方針であることを示唆しています。
オルトバーグCEOは、英ファーンボロ国際航空ショーでCNBCの取材に対し、新型機プログラムへのコミットメントには3つのハードルをクリアする必要があると述べました。
「まず、我々自身が準備を整える必要がある。その一部として、財務状況を健全化していく。我々はそれに取り組んでおり、目標とする状態になるまでにはあと数年かかるだろう」とオルトバーグCEOは語りました。
同CEOは、一連の製造・品質問題を受けて退任から復帰しており、新型機導入には技術的な準備と十分な市場需要の確認が必要であることも改めて強調しました。
現在、航空会社顧客からは、新型機導入よりも現行機種の信頼性向上と生産体制の改善に注力するよう求められているといい、同社が新型の単通路機(ナローボディ機)を市場に投入するのは、今世紀末までずれ込む可能性が高いとみられます。
現在、大型民間航空機市場はボーイングと欧州エアバス(AIR)が二分しています。エアバスの競合機「A320ファミリー」に対抗できる新型機は、ボーイングが将来の事業基盤を確保する上で極めて重要になると考えられています。
Source: CNBC
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