
ディメンショナル、ETFを投資信託のシェアクラスに変更
ETF Trends
公開日時: 2026/10/06 05:45 JST
米ニューヨーク証券取引所(NYSE)アーカが新規上場として発表したディメンショナル・ファンド・アドバイザーズの3本のETF(上場投資信託)は、実際には既存の投資信託の「シェアクラス(同一ファンド内の異なる投資家層向け銘柄種別)」として組み込まれたものであることがわかった。
今回対象となったのは、ディメンショナル・US・コア・エクイティ2・ETF(DFAC)、ディメンショナル・US・スモール・キャップ・ETF(DFAS)、ディメンショナル・US・ターゲット・バリュー・ETF(DFAT)の3本。各ETFは10月2日の市場閉場後に対応する既存のミューチュアル・ファンド(米国の伝統的なオープン型投資信託)へ統合され、ティッカーシンボルはそのまま維持された。
ディメンショナルによると、今回の3本は計8ファンドを対象とした統合計画の第2陣であり、第1陣の5ファンドは9月25日に同様の切り替えを実施している。この一連の動きにより、約1000億ドルのETFと約1500億ドルのミューチュアル・ファンドが統合されることになる。既存のETFを投資信託のシェアクラスとして吸収合併する手法の導入は、業界初とみられる。
同社は今回の統合に合わせ、11月1日付で資産加重ベースで管理報酬を平均9%引き下げることも発表した。個別では、DFATの年間経費率が従来の0.28%から0.26%へ低下し、DFASも0.26%から0.25%へ引き下げられる(DFACは0.17%で据え置き)。
また、米証券取引委員会(SEC)への提出書類によると、DFASとDFATの2ファンドは今年の夏から、リターンに対する連邦所得税の最小化も新たな運用目標に追加している。税負担を抑えるため、含み損を抱えた株式の売却による利益相殺や、税率の低い長期保有益の維持などを目指す方針。
Source: ETF Trends
個別の投資に関する推奨やアドバイスを提供することを意図しておりません。ここで述べられている意見や見解は、あくまでも各記事の個人的見解です。