BofA、オン・セミの買収条件変更を評価

バンク・オブ・アメリカ(BofA)は、オン・セミコンダクターによるシナプティクス(SYNA)の買収条件の変更が、同社の利益見通しを一段と改善させるとの見解を示した。
両社は当初の全株式交換方式による約70億ドルの買収合意から、買収総額を約57億ドルとする1株あたり123ドルの現金買収へと条件を変更した。これにより、既存株主の持ち分が12%から13%希薄化する懸念が解消された。
買収資金は手元現金と約25億ドルのタームローン(期間借入金)でまかなう計画で、資金調達の成立は買収完了の条件とされていない。BofAは、借入金の利息負担などを考慮しても、買収によって1株当たり利益(EPS)が2027年暦年に約11%、2028年暦年に約15%押し上げられると試算している。
また、今回の買収により、オン・セミコンダクターの主力の電力・センシング技術に、シナプティクスのエッジコンピューティングや接続技術、ソフトウェア製品が加わることになる。これにより、産業機器やロボット、自動運転、AR(拡張現実)・VR(仮想現実)市場での統合ソリューション強化が見込まれており、2030年の市場開拓余地(アドレスable market)は約300億ドル拡大して2430億ドルに達するとBofAは分析している。
買収完了は2027年半ばを予定しており、引き続き規制当局の審査が進められている。
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Source: Proactive Investors
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