
ディアジオ、CFO交代でも株価は底堅いか
Proactive Investors
公開日時: 2026/09/24 00:15 JST
Sentiment Analysis
英酒造大手ディアジオ(DEO)の最高財務責任者(CFO)交代について、米投資銀行ジェフリーズは、市場は一時的にネガティブに反応する可能性が高いものの、同社の事業再生計画への影響は限定的との見方を示し、株価の下落局面での買いを推奨した。
ジェフリーズはディアジオ株に対し、2,200ペンスの目標株価を維持し、「買い」のレーティングを再確認した。これは現在の株価(1,638.5ペンス)から約34%の上昇余地を示唆するものだ。ジョニーウォーカーやギネスなどのブランドを持つディアジオは、現CFOのニック・ジャンギアーニ氏が退任し、2027年にジョアン・ウィルソン氏が新CFOに就任すると発表した。
ジェフリーズによると、ジャンギアーニ氏は現在の戦略策定において中心的な役割を担い、実行、成長、キャッシュ創出に注力する姿勢は投資家から高く評価されていた。しかし、同社は今回のCFO交代が中長期的な見通しや事業再生計画に影響を与えるとは見ていない。事業再生計画は既に十分に基盤が固まっており、経営トップの交代があっても継続可能だと分析している。
後任のウィルソン氏は、広告大手WPPの現CFOであり、信頼できる後任候補だとジェフリーズは評価している。ウィルソン氏は、テスコでの10年以上の勤務やブリトビック、WPPでの要職で培った、オペレーショナル・ファイナンス(事業運営に密着した財務)の経験や、コスト効率化、業務簡素化、キャッシュ変換(キャッシュ創出能力)における実績を高く評価されている。ディアジオのデイブ・ルイス最高経営責任者(CEO)との過去の協業経験も、事業再生が進む中で連携を円滑に進める上でプラスに働くとみている。
今回のウィルソン氏の起用は、ルイスCEO体制下でのさらなるリーダーシップ交代となる。
Source: Proactive Investors
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