米デラックス、収益性向上と高配当で魅力増
Seeking Alpha
公開日時: 2026/09/23 15:05 JST
米国の決済・データサービス企業であるデラックス(DLX)が、堅調な業績と高い配当利回りを背景に、投資家の注目を集めています。同社は、決済およびデータ事業の力強い成長が、良好な営業レバレッジ(売上増加に伴う利益の増加率が売上増加率を上回ること)につながり、好調なキャッシュフローを生み出していると発表しました。現在の配当利回りは5%に達しており、インカムゲインを重視する投資家にとって魅力的な選択肢となっています。
デラックスは、同業他社と比較してEV/EBITDA(企業価値/利払い・税引き・減価償却前利益)で約30%割安な水準で取引されています。さらに、Seeking Alpha Quantによる評価では、バリュエーション(企業価値評価)において高い評価を得ており、アナリストは同社の将来的なEBITDA成長率も競合他社を上回ると予測しています。
同社は、決済ソリューションプロバイダーであるセレーロ・コマース(Celero Commerce)の買収を通じて、事業変革を加速させています。この買収により、デラックスのデジタル決済プラットフォームは大幅に拡大し、2027年までに収益の60%をデータおよび決済事業から得ることを目指しています。これは、従来の小切手印刷事業からの脱却と、より成長性の高い分野へのシフトを意味します。
しかし、投資家はいくつかのリスクも認識しておく必要があります。セレーロ・コマースの統合プロセスにおける課題や、利益率の高い小切手印刷事業の予想以上の収益低下などが、今後の業績に影響を与える可能性があります。
Source: Seeking Alpha
個別の投資に関する推奨やアドバイスを提供することを意図しておりません。ここで述べられている意見や見解は、あくまでも各記事の個人的見解です。