
Parabilis Medicines、創薬の新境地を開く
Seeking Alpha
公開日時: 2026/09/17 07:25 JST
バイオテクノロジー企業であるParabilis Medicines(PBLS)は、モルガン・スタンレーが開催した第24回年次グローバル・ヘルスケア・カンファレンスにおいて、同社の革新的な創薬プラットフォーム「Helicon」について発表しました。
同社のCEO兼会長であるマタイ・マメン氏は、従来の低分子医薬品や抗体医薬品では治療が困難だった「創薬ターゲットの難しさ(druggability)」という長年の課題に焦点を当てました。多くのタンパク質は、低分子医薬品が結合するための適切な「ポケット」を持っていません。しかし、遺伝子解析や表現型スクリーニング(phenotypic screening)といった現代の創薬手法では、疾患の原因となるタンパク質の約80%が、このような低分子が結合しにくいものばかりであることが示唆されています。
この課題を解決するために、ハーバード大学のグレッグ・バーディン教授(Revolution Medicines社の基盤技術であるWarp Driveも手掛けた人物)によってParabilis Medicinesは設立されました。同社の「Helicon」プラットフォームは、この「ドラッガビリティ」の問題を克服し、これまで標的とすることが難しかったタンパク質を医薬品開発の対象とする可能性を秘めています。
マメン氏は、Heliconプラットフォームがどのようにしてこれらの「ドラッガブルでない」タンパク質を標的とするのか、その詳細については触れませんでしたが、この技術が創薬の新たな可能性を切り開くものであることを強調しました。同社は、この革新的なアプローチを通じて、アンメットメディカルニーズ(未だ満たされていない医療ニーズ)の高い疾患に対する治療法の開発を目指しています。
Source: Seeking Alpha
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