
米ベリセル、成長戦略に注目
Seeking Alpha
公開日時: 2026/09/15 04:25
再生医療を手掛けるベリセル(VCEL)が、主力製品である軟骨修復治療「MACI」の拡大戦略と、熱傷治療事業の成長に注目が集まっています。
同社のMACIは、既に確立された商業基盤を持っており、今後の成長を後押しすると期待されています。特に、関節鏡視下(かんせつきょうしか)での投与が可能である点は、より多くの外科医による採用を促進する可能性があります。関節鏡視下手術とは、小さな切開部から内視鏡や専用の器具を挿入して行う手術のことです。
こうした需要増加を見据え、ベリセルはバーリントン工場の生産能力増強を進めており、需要拡大にタイミング良く対応できる体制を整えています。
さらに、最近獲得した米国生物医学先端研究開発局(BARDA)からの契約は、熱傷治療事業の強化に貢献するとみられています。同社は、英国での製品ローンチや、足首の軟骨欠損症への適応拡大も計画しており、事業の多角化と成長機会の追求を進めています。
一方で、現在の株価は割高感があるとの指摘もあります。しかし、アナリストは、同社の顕著な成長が今後も継続すると仮定した場合、現在の株価水準でも「買い」の選択肢となりうると見ています。経営陣がこれまでのところ着実に実行してきた実績を考慮すると、今後の成長に対する期待は正当化されるとの見方です。
ベリセルは、軟骨修復や重度の熱傷治療における再生医療分野で事業を展開しており、MACIは症状を伴う全層軟骨欠損症の修復を助ける主要製品です。
Source: Seeking Alpha
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