
中型株グロースETF「IWP」、投資妙味は限定的か
Seeking Alpha
公開日時: 2026/09/13 03:25
iシェアーズ・ラッセル・ミッドキャップ・グロースETF(IWP)について、アナリストは「ホールド(中立)」との見方を示しています。同ETFは、インフレ懸念や金利不透明感が高まる中、リスクを増幅させる可能性のある「クオリティ」面での弱点が指摘されています。
IWPは、テクノロジー株への比重が高いETFですが、バリュエーションと成長性を重視する「GARP(Growth At a Reasonable Price)」戦略においては、S&P500種株価指数に連動するETF(IVV)と比較して、いくつかの利点を持ち合わせています。しかし、その一方で、企業の質を示す「クオリティ」の面ではIVVに大きく劣ると分析されています。
さらに、IWPは今年に入ってから市場平均を大きく下回るパフォーマンスとなっています。長期的なリターンも、2001年9月から2026年8月までの年率換算アクティブ・リターンがマイナス0.34%と、投資妙味に欠ける状況です。また、2022年には非常に深い最大ドローダウン(資産の最大下落率)を記録しており、金融引き締め策が強化された場合には、市場を大きく下回る可能性が示唆されています。
これらの要因から、アナリストはIWPの今後のアウトパフォーム(市場平均を上回るパフォーマンス)は期待しにくいと結論付けており、現時点では「ホールド」が妥当な投資スタンスであると判断しています。
Source: Seeking Alpha
個別の投資に関する推奨やアドバイスを提供することを意図しておりません。ここで述べられている意見や見解は、あくまでも各記事の個人的見解です。