
PTC株、PER16倍は停滞織り込みか
Seeking Alpha
公開日時: 2026/09/12 08:15
ソフトウェア企業のPTC(PTC)は、過去1年間で約37%下落し、現在1株129ドル前後で取引されています。直近の第3四半期決算では、売上高が前年同期比6.8%減少し、アナリストは2026会計年度の売上高が横ばいになると予想しており、この株価下落は一見すると理解できます。
しかし、同社のサブスクリプションベースのビジネスモデルにおける重要な指標である年間経常収益(ARR)は9%増加しており、通期の業績見通しも引き上げています。表面的な収益の減少は、ビジネスの強さを覆い隠している可能性があります。
特に注目すべきは、2027会計年度の繰延ARR(まだ収益化されていない契約)が前年同期の2倍の水準に達していることです。これは、将来の収益に対する強力な基盤を示唆しています。また、営業体制の改善により、顧客維持率の向上や競合他社からの新規顧客獲得が進んでいます。
さらに、PTCは新たな価格設定体系を導入しており、契約更新時に年間3~4%の価格引き上げが段階的に実施されます。これにより、今後数年かけて契約が更新されるにつれて、緩やかな追い風となることが期待されます。
現在の株価は、2026会計年度の予想株価収益率(PER)で15.7倍であり、これは市場が同社の成長停滞を織り込んでいる水準と考えられます。AI(人工知能)関連の急激な成長を仮定しなくても、同社の堅調なキャッシュフローと将来性から、PTCは「買い」の評価に値すると判断されます。
Source: Seeking Alpha
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