
オラクル、Q1は好調も慎重姿勢維持
Seeking Alpha
公開日時: 2026/09/10 23:15
Sentiment Analysis
米ソフトウェア大手オラクル(ORCL)が発表した2027会計年度第1四半期(8月31日終了)決算は、売上高、1株当たり利益(EPS)、利益率がいずれもアナリスト予想を上回る好調な結果となった。特に、クラウドインフラ事業(OCI)の売上高が前年同期比121%増と急成長を牽引した。
同四半期のOCI売上高は20億ドルを超え、オラクルのクラウド事業全体の成長を力強く後押しした。クラウドサービスおよびライセンスサポートの売上高は前年同期比で5%増の94億ドルとなった。総売上高は124億ドルで、前年同期比5%増となった。
一方で、クラウドインフラへの積極的な投資に伴い、設備投資額は増加した。しかし、200億ドル規模の株式発行による希薄化があったにもかかわらず、純有利子負債は改善した。インフラ稼働率は97.9%に達し、効率的な運用を示唆している。
こうした状況を受け、アナリストはオラクルの投資評価を「売り」から「中立(ホールド)」に引き上げた。成長の質とバランスシートの改善を評価した形だ。しかし、依然としてフリーキャッシュフロー(FCF)がマイナスであることや、金利費用の増加は懸念材料として残っている。
今後の評価については、資本効率の改善、キャッシュフローへの転換、そしてインフラ投資が1株当たりの価値向上に結びつく証拠が示されるかどうかが鍵となるとの見方を示している。
Source: Seeking Alpha
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