
アドビ、AI戦略が奏功し過去最高業績
Proactive Investors
公開日時: 2026/09/10 20:45
ソフトウェア大手のアドビ(ADBE)は、2026年第3四半期(8月期)の決算で過去最高の売上高を記録し、通期の業績見通しを引き上げました。人工知能(AI)関連ツールの強化が顧客基盤の拡大に繋がり、業績を押し上げています。
同社の第3四半期売上高は68億ドルとなり、前年同期比13%増を記録しました。これはアナリスト予想の66億9000万ドルを上回る数字です。調整後1株当たり利益(EPS)は6.13ドルで、予想の6.09ドルを上回り、前年同期比15%の増加となりました。
年間経常収益(ARR)は275億ドルに達し、特にAI関連のARR成長率は150%超と目覚ましい伸びを示しました。
シャタン・ナラヤン最高経営責任者(CEO)は、「アドビはAIイノベーションの強さ、顧客リーチの拡大、そしてクリエイティビティ、生産性、顧客体験におけるリーダーシップを反映した、第3四半期の過去最高業績を達成した」とコメントしています。
通期の業績見通しについては、売上高を従来の265億1000万ドルから265億8000万ドル~266億3000万ドルに上方修正しました。EPS見通しも、従来の24.36ドルから24.45ドル~24.50ドルに引き上げ、アナリスト予想を上回りました。ARR成長率は前年同期比10.2%増を見込んでいます。
第4四半期の見通しとしては、売上高を68億ドル~68億5000万ドル、EPSを6.30ドル~6.35ドルと予測しており、こちらもアナリスト予想に匹敵する水準です。
セグメント別では、カスタマーグループからの純収益は前年同期比14%増の66億ドルとなりました。ビジネスプロフェッショナル&コンシューマー部門は16%増の19億ドル、クリエイティブ&マーケティングプロフェッショナル部門は13%増の47億ドルでした。
また、同社は第3四半期中に月間アクティブユーザー数が10億人を突破したことも発表しました。ナラヤンCEOは、「10億人以上の月間アクティブユーザーという画期的な節目に到達したことは、アドビにとって決定的な瞬間であり、アニル(Anil)がこの勢いを活かし、AI時代におけるアドビの次の成長とイノベーションの章を推進していくと確信している」と述べました。
この発表を受け、アドビの株価は時間外取引で約1.3%上昇しました。
Source: Proactive Investors
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