
ダンラム、UBSは「買い」継続
Proactive Investors
公開日時: 2026/09/10 16:05
Sentiment Analysis
英国の家庭用品小売大手ダンラム(DNLM)について、UBSは業績予想の下方修正にもかかわらず、「買い」の投資判断を維持しました。同社株は木曜日の取引で5%上昇し、769ペンスとなりました。UBSは目標株価を1,250ペンスから1,130ペンスに引き下げましたが、ダンラムの株価が2019年以来の低水準にあることや、事業拡大の余地を評価しています。
今回の業績予想下方修正の背景には、第1四半期の売上高の伸び悩みが影響しています。UBSのアナリストは、2027会計年度(2027年6月期)の売上高成長率予測を従来の3.9%から3.5%に引き下げました。さらに、店舗運営コストの増加や、わずかに上昇した税率が、2027会計年度の1株当たり利益(EPS)を5%引き下げる要因となりました。
UBSは、2027会計年度の税引き前利益予想を従来の2億1,000万ポンドから4%減の2億1,000万ポンドに引き下げました。また、2028会計年度のEPS予想を6%、2029会計年度のEPS予想を5%それぞれ下方修正しました。
しかしながら、UBSはダンラムの株価が2027会計年度予想利益の約10倍というバリュエーション(企業価値評価)水準にあることを指摘しています。これは過去数年と比較して割安感がある水準です。また、同社は過去において堅調な投資収益率を達成してきた実績も評価されています。
株主還元については、UBSは、設備投資が増加する中でも、配当利回りが約6%となる普通配当を維持する柔軟性があると見ています。ただし、将来的な特別配当についてはリスクがある可能性も示唆しています。
ダンラムは、事業の勢いを再構築するため、2028会計年度までに年間最大10店舗の新規出店と50店舗以上の改装を計画しています。また、顧客一人ひとりに合わせたサービス提供を目指し、デジタル投資にも注力する方針です。
同社は2027会計年度を「投資の年」と位置づけており、その後は業績が段階的に改善していくと見込んでいます。UBSの投資ケースの中心は、この売上高成長率の加速にあります。
Source: Proactive Investors
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