
ファイザー、業績好調で株価上昇期待
Seeking Alpha
公開日時: 2026/09/10 13:35
製薬大手ファイザー(PFE)が、業績見通しの引き上げと買収した資産の好調な成長により、力強いパフォーマンスを示しています。同社は、特に肥満症治療薬「berobenatide」や「Vyndamax」といったパイプラインの強みを活かし、2028年の大型医薬品の特許切れ(LOE: Loss of Exclusivity)による落ち込みを乗り越える戦略を進めています。
ファイザーは、通期の業績見通しを据え置いた上で、一部引き上げました。買収した資産は、オペレーションベースで18%の成長を遂げており、これが業績を牽引しています。特に、肥満症治療薬の分野では、開発中の「berobenatide」が将来の収益源として期待されています。また、既存の「Vyndamax」も引き続き堅調な売上を記録しており、特許切れが懸念される時期を乗り越えるための重要な柱となっています。
現在の株価は、PER(株価収益率)9.11倍、EV/EBITDA(企業価値倍率)8.29倍と、割安感のある水準にあります。さらに、配当利回りは6.19%と高く、株主還元にも積極的です。同社は、規律ある資本配分を継続しており、株主価値の向上を目指しています。
一方で、マージン(利益率)の圧迫や、主要製品である抗凝固薬「Eliquis(エリキュース)」の価格見直しといったリスク要因も存在します。しかし、コスト削減プログラムの推進や、パイプラインの進捗がこれらのリスクを上回るとの見方もあり、アナリストからは引き続き強気な評価が出ています。
Source: Seeking Alpha
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