
レスメッド、リスク懸念は過大評価か
Seeking Alpha
公開日時: 2026/09/10 11:45
睡眠時無呼吸症治療機器メーカーのレスメッド(RMD)の株価が、利益成長にもかかわらず低迷している。アナリストは、市場の懸念は過大評価されており、株価には大きな上昇余地があると指摘している。
レスメッドの株価は、2025年8月22日の終値290.65ドルから、現在約232ドルまで下落している。しかし、この間、非GAAPベースの1株当たり利益(EPS)は17%増加し、11.17ドルに達した。過去1年間、投資家は株価収益率(PER)で約30倍の評価をしていたが、現在は21倍を下回る水準となっている。これは、ファンダメンタルズ(企業業績)よりも市場のセンチメント(心理)が株価を動かしていることを示唆している。
レスメッドの事業の根幹をなすのは、マスクや消耗品といったリカーリング(継続的)収益だ。このセグメントは、睡眠・呼吸器事業全体の42%を占め、昨年は13%の成長を遂げた。アナリストはこの安定した収益基盤の価値が市場に十分に認識されていないと見ている。
市場では、主に2つのリスクがレスメッドの株価の重しとなっている。一つは、睡眠時無呼吸症の新たな治療薬(ピル)の登場、もう一つは、医療機器の償還(リインバースメント)に関する規制変更だ。しかし、アナリストはこれらのリスクがレスメッドにとって予想されるほど深刻ではないと分析している。特に、競合であるフィリップスが米国内市場に復帰することは、レスメッドにとって最も現実的な脅威となりうると指摘している。
アナリストは、レスメッドの目標株価を280ドルから300ドルと設定している。これは現在の株価から21%から29%の上昇に相当する。この目標株価は、コア事業の成長率を年6%と仮定し、マスクのアタッチメント率(患者一人当たりのマスク装着率)が維持されることを前提に、PERを20倍台前半で評価した場合の数値だ。
Source: Seeking Alpha
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