
リンデ、堅調も成長鈍化懸念
Seeking Alpha
公開日時: 2026/09/09 10:45
産業ガス大手リンデ(LIN)は、第2四半期も堅調な業績を維持したものの、競合他社の勢いや設備投資(CAPEX)の増加が株価の上値余地を限定していると、Mare Evidence Labは分析しています。
同社の第2四半期決算は、売上高と価格が堅調に推移したにもかかわらず、営業利益率は60ベーシスポイント(bp)低下しました。しかし、81億ドルに達する受注残高(バックログ)は、今後の収益の安定性を示唆しています。
ただし、エレクトロニクス分野の成長は、リンデ特有の追い風というよりは、業界全体のトレンドになりつつあると指摘されています。さらに、設備投資の増加やプロジェクトの寄与時期の遅れが、今後の見通しをやや抑制する要因となっています。
Mare Evidence Labは、同じく産業ガス大手のエア・リキード(AI)やエア・プロダクツ・アンド・ケミカルズ(APD)の方が、より力強い利益率改善のストーリーを持っていると評価しています。
リンデは、改善された業績見通しを受けて、同社の1株当たり利益(EPS)予想を引き上げましたが、株価のバリュエーション(企業価値評価)における上昇余地の限定性や、競合他社と比較した成長の鈍化が、同社株の「ホールド(中立)」レーティングを支持する要因となっています。
Source: Seeking Alpha
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