
円相場の乱高下、市場を混乱させるリスク=商船三井会長
CNBC
公開日時: 2026/09/09 08:35
日本の大手海運会社、商船三井の橋本剛会長は、円相場の急激な変動が世界の金融市場や経済に混乱をもたらすリスクがあると指摘しました。同氏は、1ドル=150円~155円の範囲での安定が望ましいとの見解を示しました。
商船三井の収益の多くは米ドル建てで得られるため、円安は同社にとって追い風となります。しかし、橋本会長は「為替の大きな変動は、金融市場やグローバル市場において混乱した状況を生み出す懸念がある」とCNBCのインタビューで述べました。同氏が望むのは、安定した通貨市場であり、1ドル=150円~155円という水準が「心地よい」ものだと付け加えました。最近の円相場は1ドル=153円前後で推移しています。
日本の円は近年、急激な変動に見舞われています。2024年には、数十年にわたる安値を記録した後、日本政府による複数回の為替介入、さらには米国との共同介入によって一時的に円高が進みました。
また、橋本会長はホルムズ海峡における航行の正常化についても悲観的な見通しを示しました。「現時点では、ホルムズ海峡での通常のサービスを再開することはほぼ不可能だ」と述べました。分析会社Kplerのデータによると、過去10日間のホルムズ海峡を通過した商品の輸送船は1日平均10隻で、5月以来の最低水準となっています。
同氏は、イランとオマーンやカタールなどのペルシャ湾岸諸国との交渉から「比較的良い状況」が生まれることを期待しているものの、「時間がかかるだろう」とも述べています。
Source: CNBC
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