
IAMGOLD、コテ金山拡張計画を縮小、目標株価は24ドルに
Seeking Alpha
公開日時: 2026/09/09 07:15
カナダの金鉱会社IAMGOLD(IAG)は、第2四半期決算発表と同時に、主力プロジェクトであるコテ金山(Côté Gold)の拡張計画を縮小すると発表しました。この決定は、短期的な資本支出を5億~7億ドル削減する見込みで、市場からは好意的に受け止められ、翌日には株価が14%上昇しました。
IAMGOLDは、コテ金山の拡張計画を当初の予定よりも小規模にすることで、資本支出の負担を軽減する方針です。これにより、短期的な設備投資額が大幅に圧縮されます。同社は、ボトルネック解消(debottlenecking)により日量4万トン以上の処理能力を目指しており、さらなる生産能力増強の可能性も検討しています。
同社のもう一つの主要資産であるエッサカーネ金山(Essakane)は、現在、多額のフリーキャッシュフロー(FCF)を生み出していますが、ブルキナファソのロイヤルティ(鉱業権料)構造に起因するロイヤルティ負担の増加や、資金の本国送金リスクに直面しています。
IAMGOLDの現在の株価は、純資産価値(NAV)の1.09倍、EV/EBITDA(事業価値倍率)の5.07倍で取引されており、これは過去の平均水準を上回っています。しかし、アナリストは、埋蔵量アップデート、配当実施の可能性、ロイヤルティ買い戻しといった今後のカタリスト(株価上昇要因)に期待を寄せています。
これらの要因を総合的に判断し、アナリストはIAMGOLDの目標株価を従来の水準から引き上げ、24ドルに設定しました。これは、バランスシートの健全性向上と今後のカタリストへの期待を反映したものです。
Source: Seeking Alpha
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