
EchoStar株、SpaceX株保有で割安とUBSが評価
Proactive Investors
公開日時: 2026/09/08 17:25
Sentiment Analysis
米通信大手EchoStar(ECHO)の株価が火曜日に上昇しました。UBSが同社株の投資判断を「買い」に、目標株価を150ドルに設定し、カバレッジを再開したことが好感されました。同日の取引でEchoStar株は4.2%上昇しました。
UBSによる今回の格上げは、EchoStarが無線通信事業者から投資会社へと変貌を遂げていることを反映しています。同社は保有するスペクトラム(電波帯域)ポートフォリオの75-80%を約430億ドルで売却しました。
EchoStarは、スペクトラム取引が完了すると、SpaceXの株式の2%(約2億6200万株に相当)を保有する見込みです。この取引は2027年11月に完了すると予想されており、すでに米連邦通信委員会(FCC)の承認を得ています。
UBSは、現在のSpaceXの株価に基づき、EchoStarが保有するSpaceX株の価値を約390億ドル、EchoStar株1株あたり110ドルと評価しました。さらに、同社のSpaceX株価目標210ドルを適用した場合、その価値は550億ドル、EchoStar株1株あたり156ドルに達すると試算しています。UBSによると、EchoStarはSpaceXのIPO前に、約110億ドルの評価額でSpaceX株を取得しました。
同社はまた、EchoStarが保有する残りのスペクトラム資産の価値を、最近の取引事例に基づき約110億ドルと評価しました。中でも、既存の通信事業者インフラとの互換性が高いAWS-3帯域が最も価値が高いとしています。また、700MHz Eブロック帯域はAT&Tが保有するものと、CBRS帯域はVerizonやケーブル事業者と類似していると指摘しました。
アナリストらは、EchoStarのテレビおよびHughes事業を合わせて60億ドル(ただし150億ドルの負債を抱えています)、無線事業のBoostモバイルは20億ドルの価値があると見ています。
UBSは、AT&TおよびSpaceXとのスペクトラム取引によるEchoStarの現金収入は約315億ドル(税引き前)になると見ており、これは主に負債の返済や、通信、航空宇宙、防衛産業への将来的な投資に充てられる可能性が高いと述べています。
Source: Proactive Investors
個別の投資に関する推奨やアドバイスを提供することを意図しておりません。ここで述べられている意見や見解は、あくまでも各記事の個人的見解です。