
S&P500、調整リスク高まる
Seeking Alpha
公開日時: 2026/09/08 13:35
米株式市場、特にS&P500指数(SPY)は、地政学的緊張の高まり、エネルギー価格の上昇、そして歴史的に見て非常に高い株価収益率(CAPEレシオ)といった複数の要因により、市場全体の調整(セルオフ)リスクが高まっていると考えられています。
現在、S&P500のCAPEレシオは41.41に達しており、これはITバブル期に匹敵する水準です。過去の平均と比較して著しく割高であることを示唆しています。CAPEレシオは、過去10年間のインフレ調整後利益の平均を株価で割ったもので、市場の長期的な割高・割安感を見る指標として用いられます。
さらに、テクニカル分析の観点からも市場の脆弱性が指摘されています。相対力指数(RSI)における弱気のダイバージェンス(価格は上昇しているのにRSIは低下する現象)や、MACD(移動平均収束拡散)モメンメンタムの低下は、市場がネガティブな触媒に対して脆弱であることを裏付けています。
こうした状況を踏まえ、アナリストはS&P500指数に連動するETF(上場投資信託)へのドルコスト平均法(一定額を定期的に投資する方法)による積み立てを推奨しています。同時に、利益が出ている銘柄は一部売却して現金を確保し、市場調整後の割安な機会に備える戦略が有効であると提案しています。
Source: Seeking Alpha
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