
エネルギー株、原油価格下落リスクは限定的か
Seeking Alpha
公開日時: 2026/09/08 09:45
エネルギーセレクトセクターSPDRファンド(XLE)およびSPDR S&Pオイル&ガスE&Pファンド(XOP)は、現在の原油価格を大きく下回る水準で長期的な原油価格を織り込んでいるとみられ、アナリストはこれらを「強い買い」と評価しています。
両ファンドのバリュエーションは、1バレルあたり約67.50ドルという、現在の現物価格(92ドル超)を大幅に下回る水準の原油価格を反映していると考えられています。これは、短期的な地政学的リスクや投機的な先物市場の動向に左右されにくい、エネルギー株の特性を示唆しています。
今年に入ってからのXLEとXOPの原油価格との相関性は、2007年以降で最も低い水準となっており、短期的なニュースヘッドラインや投機的な動きから乖離する傾向が見られます。過去の取引履歴を振り返ると、エネルギー株は単なる原油価格の代理指標ではなく、原油価格の上昇を完全には織り込めておらず、一方で原油価格が急落した際には、その下落幅に対して比較的堅調な値動きを示すレジリエンス(回復力)も示してきました。
もし原油価格が1バレルあたり75ドルから80ドルで推移した場合、XLEとXOPには大きな上昇余地が残されています。一方で、原油価格が60ドルを下回る水準まで再び下落しない限り、下落リスクは限定的であるとみられています。現在のファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)は、原油価格が60ドルを下回る状況を支持していません。
Source: Seeking Alpha
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