
AI接続技術のCredo、好決算も株価は伸び悩む
Seeking Alpha
公開日時: 2026/09/08 09:25
AI(人工知能)インフラの成長を支える接続技術を手掛けるCredo Technology Group(CRDO)は、2027会計年度第1四半期(2026年4~6月期)に売上高が前年同期比114.7%増となる好決算を発表しました。しかし、株価は伸び悩んでおり、アナリストは「買い」推奨にとどめ、「強い買い」は見送っています。
同社は、AIデータセンター向けの高性能インターコネクトソリューションを提供しており、NVIDIAなどのAIチップメーカーの需要拡大の恩恵を受ける企業として注目されています。第1四半期は、売上高が1億1350万ドルとなり、市場予想を上回りました。非GAAPベースでの利益も黒字化し、収益性も改善しました。
第2四半期のガイダンスでも、売上高は前年同期比で80%~90%増と引き続き高い成長率を見込んでおり、事業の勢いは健在です。しかし、アナリストは、利益率への懸念や、株価のバリュエーション(企業価値評価)の高さから、慎重な見方を示しています。
Credoは、AI接続ポートフォリオの拡大や、最近買収したDustPhotonics(ダスト・フォトニクス)により、開拓可能な市場(TAM)を広げています。DustPhotonicsは、光インターコネクト技術に強みを持つ企業で、この買収によりCredoはより高度なソリューションを提供できるようになると期待されています。
一方で、リスク要因も存在します。顧客の集中度が高く、特定の顧客への依存度が高いこと、利益率の低下圧力、そして現在の株価水準が既に高い成長を見込んでいることなどが挙げられます。これらのリスクを乗り越え、高い株価水準を正当化するためには、計画通りの事業遂行が不可欠です。
Credoの株価は、好決算や将来性への期待から上昇する場面もありますが、利益率への懸念やバリュエーションの高さから、投資家の熱狂を抑える要因となっています。AI市場の拡大という追い風は強いものの、同社が今後も持続的な成長と収益性の向上を実現できるかが、株価の行方を左右しそうです。
Source: Seeking Alpha
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