
エクソンモービル、中東情勢で業績急伸も買いは慎重に
Seeking Alpha
公開日時: 2026/09/08 08:55
石油大手エクソンモービル(XOM)が、2026年第2四半期に大幅な増収増益を達成しました。中東情勢の緊迫化による供給懸念が追い風となり、純利益は倍増し、フリーキャッシュフローは172億ドルに達しました。同社は、中東での地政学的な混乱による生産量の減少にもかかわらず、統合された事業モデル、ガイアナやパーミアン盆地での生産拡大、そしてグローバルなトレーディング事業によって、これらの課題を乗り越えました。
アナリストは、エクソンモービルの現在の株価は、中東紛争の長期化という「戦争プレミアム」が織り込まれた結果であると見ています。このプレミアムが維持されない場合、現在の株価から期待できる上昇余地は6〜7%程度にとどまると分析されています。そのため、新規の買い増しは、地域紛争の継続と高い株価倍率(バリュエーション)に依存する投機的な側面が強いと指摘されています。
一方で、エクソンモービルの保有自体は、その質の高い資産と安定したキャッシュリターンという観点から正当化されると考えられています。同社は、エネルギー供給の安定化に不可欠な役割を担っており、今後も堅調な業績が見込まれます。
同社は2025年5月、アナリストによる目標株価160.40ドルで「買い」推奨を開始しました。これは、2026年の予想利益に基づいたものでした。
Source: Seeking Alpha
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