
アレス・キャピタル、高金利環境で収益増期待
Seeking Alpha
公開日時: 2026/09/07 12:45
米国のビジネス・デベロップメント・カンパニー(BDC)であるアレス・キャピタル(ARCC)の投資判断が「買い」に引き上げられました。同社は、純資産価値(NAV)に対するプレミアムが通常より低い水準で取引されており、配当利回りは9.6%と高水準です。
アレス・キャピタルは、15億ドルのバックログ(未消化案件)と、金利変動の影響を受けやすいポートフォリオ、そして新たに調達した10億ドルのコマーシャルペーパー(CP、短期社債)プログラムにより、高金利環境下での収益増加が期待されています。
ポートフォリオの分散は引き続き堅調で、AIやソフトウェア関連のリスクは限定的です。また、スピンオフ(事業分離)による収益も堅調で、配当の支払いを支えています。
純資産価値は3四半期連続で減少していますが、利払いが滞っているローン(ノン・アクルーアル)や実現損は管理可能な範囲にあり、現在の収益は配当を十分にカバーしています。
アナリストは、アレス・キャピタルが現在の市場環境において、魅力的な投資機会を提供していると評価しています。特に、NAVに対する割安感と高い配当利回りは、インカムゲインを重視する投資家にとって魅力的です。
同社は、金利上昇局面で有利な変動金利型のローンを多く保有しており、金利上昇による収益増加の恩恵を受けやすい構造となっています。また、新たな資金調達手段の確保により、今後の投資機会への対応力も高まっています。
過去1年間、アレス・キャピタルの純資産価値は低下傾向にありましたが、これは市場全体の金利上昇や経済の不確実性を反映したものです。しかし、ノン・アクルーアルや実現損は低水準に抑えられており、事業の健全性は維持されていると見られています。
アレス・キャピタルは、今後も安定した配当支払いを維持しつつ、金利上昇の恩恵を活かして収益を拡大していくことが期待されます。
Source: Seeking Alpha
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