
JPモルガン、株価は割高?「保有」推奨の理由
Seeking Alpha
公開日時: 2026/09/07 09:05
大手金融機関JPモルガン・チェース(JPM)の普通株について、アナリストは現在の株価水準では「保有」を推奨し、一方で優先株への投資を勧めている。
同社は直近の四半期(Q2)で、一時的な利益を除いた実質的な自己資本利益率(ROTCE)が約23%と、前年同期の約21%から上昇し、好調な業績を維持している。特に、市場・投資銀行部門の収益は過去最高を記録した。
しかし、アナリストは現在の株価が、帳簿上の純資産額(Tangible Book Value)の約3.2倍、将来の利益予想に基づく株価収益率(Forward PE)で約14.8倍と、歴史的に見て割高な水準にあると指摘。このため、株価が下落するリスク(マルチプル・コンプレッション・リスク)を考慮し、普通株については「保有」にとどめるべきだと判断している。
一方で、同社が発行する優先株(JPM.PR.M, JPM.PR.K, JPM.PR.J, JPM.PR.L)は、約6.4%という高い利回りを提供しており、現在の市場価格よりも割安で購入できる可能性がある。ただし、金利変動のリスク(レート・リスク)により、短期間での大きな値上がりは期待しにくい状況だ。
アナリストは、普通株には複数のリスク要因と、現在のバリュエーションでは上昇余地が限定的であることから、まずは優先株に少額から投資し、インカム(配当収入)を得ることを推奨している。
Source: Seeking Alpha
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