
ペニーマック社、固定クーポン優遇証券で勝訴
Seeking Alpha
公開日時: 2026/09/06 16:15
8月第3週の米国における優遇証券(Preferred Stock)およびベビーボンド(Baby Bond)市場では、ペニーマック・モーゲージ投資信託(PennyMac Mortgage Investment Trust)の優遇証券に関する重要な判決がありました。
米国第9巡回区控訴裁判所は、ペニーマック社に有利な判決を下しました。これにより、LIBOR(ロンドン銀行間取引金利)の公表停止後も、同社が発行するLIBOR連動型・変動金利の優遇証券について、固定クーポン(利回り)を維持することが認められました。これは、金利指標の変更に伴う不確実性に対する懸念を払拭する動きとして注目されます。
市場全体としては、優遇証券のクレジットスプレッド(信用スプレッド:同格の国債などと比較した上乗せ金利)は依然としてタイト(狭い)な状況が続いていますが、長期金利の上昇に伴い、加重平均利回り(Yield-to-Worst)は上昇傾向にあります。このため、一部では変動金利型よりも固定金利型の優遇証券が有利になるケースも出てきています。
また、サラトガ(Saratoga)は、利回り8%(2031年満期)の新規債券を発行しました。同時に、最もクーポン(利回り)が低く、満期までの期間が短い債券の償還を進めており、これは同社が高いレバレッジ(負債比率)を抱える中で、流動性の確保を優先する戦略と見られています。
さらに、MITT(MITT Mortgage Global)とCHMI(Cherry Hill Mortgage Investment)の合併により、両社のポートフォリオにおける政府機関住宅ローン担保証券(Agency MBS)へのエクスポージャー(投資比率)が増加し、リスク低減につながると分析されています。この合併に関連して、MITN(MIT Mortgage Trust)およびMITP(MIT Mortgage Trust)の債券は、約9.2%の利回りで引き続き魅力的であると評価されています。
Source: Seeking Alpha
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