
CCD、9.6%の利回りは持続可能か?
Seeking Alpha
公開日時: 2026/09/05 14:35
Sentiment Analysis
カレモス・ダイナミック・コンバーティブル・アンド・インカム・ファンド(CCD)は、9.57%という高い利回りを誇るものの、現在3%のプレミアム(基準価額を上回る価格)で取引されており、その持続可能性に疑問符が付き始めています。
同ファンドは、ポートフォリオの85%をコンバーティブル(転換社債)で構成し、テクノロジー株への投資比率が高いことが特徴です。これにより、株式市場の値上がり益(キャピタルゲイン)が、安定した月次配当金(0.195ドル)の原資となります。つまり、純利息収入(NII)だけでなく、キャピタルゲインも配当の維持に不可欠なのです。
NAV(ファンドの純資産価値)を毀損せずに配当を維持するためには、ポートフォリオ全体で年率約9.3%の総収益を達成する必要があります。これは、現在の市場環境では容易ではありませんが、達成不可能な目標ではありません。
しかし、現在のプレミアム水準、レバレッジ(借入金)にかかるコスト、そして株式市場のボラティリティ(価格変動性)を考慮すると、安全域は限られています。アナリストは、CCDがNAV近辺、あるいはディスカウント(基準価額を下回る価格)で取引されるようになれば、より魅力的な投資対象になると見ています。現在のプレミアム水準では、投資妙味は限定的と言えるでしょう。
Source: Seeking Alpha
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