
SpaceX株、2ヶ月前の1万ドルは現在約9188ドル
Finbold
公開日時: 2026/09/05 13:55
Sentiment Analysis
米宇宙開発企業SpaceX(SPCX)の株価は、今年7月以降の回復局面でも、2ヶ月前に投資した資金の損失を完全に回復するには至っていません。7月6日に1万ドルを投じた場合、当時の株価160ドルで約62.5株を購入できましたが、現在の株価約147ドルでは、その価値は約9188ドルとなり、約8%の損失となっています。
SpaceXは2026年6月の新規株式公開(IPO)以降、株価が大きく変動しています。公開価格135ドルで取引を開始した後、一時2兆ドル超の企業価値を背景に225ドル超まで急騰しましたが、7月には下落に転じ、8月上旬にはIPO後の最安値105ドル近辺まで値を下げました。その後、買いが入り、株価は140ドル台半ばまで回復しましたが、7月の水準やIPO後の最高値には届いていません。この株価下落は、過度な企業価値評価への懸念、人工知能(AI)インフラへの巨額投資、そしてロックアップ期間終了に伴うインサイダー売りなどが要因と考えられています。
しかし、同社が発表した第2四半期決算が好調だったことで、投資家心理は改善しました。売上高は前年同期比92%増の78億ドル、調整後EBITDA(利払い・税引き・償却前利益)は同191%増の35億ドルに達しました。衛星インターネットサービス「Starlink(スターリンク)」は引き続き成長を牽引し、加入者数は1200万人に達し、SpaceXは四半期中に60億ドル超の新たな政府向け契約を獲得しました。AI分野も勢いを増しており、AIソリューションおよびインフラの売上高は第2四半期に約27億ドルに達し、AI分野における長期的なコンピューティング戦略への投資家の関心を高めています。さらに、9月中旬にも予定されている次世代大型ロケット「Starship(スターシップ)」の14回目の飛行試験は、運用中のStarlink V3衛星の初の実用軌道展開となる可能性があり、投資家が注目するマイルストーンです。一方で、IPO後のロックアップ期間終了が近づいており、数百億ドル規模の株式が市場に出回ることで、短期的な売り圧力となる可能性も市場は注視しています。
Source: Finbold
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