
S&P500、8000目指すも雇用統計と関税が試練に
FXEmpire
公開日時: 2026/09/05 10:25
米国の主要株価指数であるS&P500は、史上初の8000ポイント到達を目指す展開が予想される一方、堅調な雇用統計やトランプ前大統領による関税政策の再燃といった逆風に直面しています。
先週発表された米国の雇用統計は、市場の予想を上回る結果となりました。非農業部門雇用者数は予想を上回り、失業率も低下傾向を示しました。この結果は、米経済の底堅さを示すものとして好感される一方、インフレ圧力の高まりや早期の利下げ観測の後退につながる可能性も指摘されています。
市場では、S&P500が8000ポイントの大台を突破するとの見方が根強くあります。しかし、その道のりは平坦ではないと予想されます。特に、トランプ前大統領が再び大統領に就任した場合、新たな関税政策が導入される可能性があり、これが企業収益やサプライチェーンに影響を与える懸念があります。
実際、先週の市場では、堅調な雇用統計を受けてダウ平均株価が下落する場面も見られました。これは、インフレ懸念からFRB(連邦準備制度理事会)による利下げ時期が遅れるとの観測が強まったためと考えられます。アップル(AAPL)は2.51%下落し、キャタピラー(CAT)は1.72%上昇しました。
今後は、消費者物価指数(CPI)や生産者物価指数(PPI)といったインフレ指標の発表が予定されており、これらが金融政策の行方を占う上で重要な材料となります。市場参加者は、これらの経済指標と、政治的な不確実性を注視しながら、今後の市場動向を慎重に見極めることになりそうです。
Source: FXEmpire
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