
ロッキード・マーチン、記録的な受注残で割安感
Seeking Alpha
公開日時: 2026/09/05 06:15
世界的な大手防衛テクノロジー企業であるロッキード・マーチン(LMT)の株価が、記録的な受注残高と堅調な事業成長を背景に、投資妙味を増していると考えられています。
同社は、2300億ドルという過去最高の受注残高を抱えており、これは将来の収益に対する強力な可視性を示唆しています。特に、ミサイル・航空宇宙部門の成長が顕著です。
主力製品である「PAC-3」や「THAAD(終末高高度防衛ミサイル)」といったミサイル防衛システムへの需要が世界的に高まっており、生産能力の拡大と長期的な収益源の確保につながっています。これらのシステムは、現代の複雑化する安全保障環境において、国家の防衛能力を強化する上で不可欠な存在となっています。
また、同社の収益の柱である戦闘機「F-35」プログラムも引き続き好調です。F-35の製造だけでなく、運用・維持管理(サステインメント)サービスからの収益も安定的に推移しており、同社の収益基盤を支えています。
直近の四半期決算では、4つ全ての事業セグメントで売上高が増加するなど、事業全体の成長力が示されました。これは、防衛需要の増加だけでなく、同社が多様な分野で競争力を維持していることを裏付けています。
現在の株価評価も魅力的です。2024年度の予想株価収益率(PER)は17.44倍、企業価値(EV)/利払い・税引き・減価償却前利益(EBITDA)は12.37倍となっており、同業他社と比較して割安な水準にあると分析されています。堅調な成長ドライバーが存在するにもかかわらず、バリュエーションにはまだ上昇の余地があると考えられます。
ロッキード・マーチンは、単なるF-35メーカーという枠を超え、記録的な受注残と多角的な事業成長によって、投資家にとって魅力的な選択肢となりつつあります。
Source: Seeking Alpha
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