
CFTC委員人事を巡り、ホワイトハウスが候補者審査か
CNBC
公開日時: 2026/09/04 17:05
米商品先物取引委員会(CFTC)の重要な委員ポスト4件について、ホワイトハウスが候補者の審査を進めていることが、関係者3人の話で明らかになりました。しかし、実際に人事が進むかどうかは不透明です。
CFTCは本来、委員長を含む5人の委員で構成され、与野党からメンバーが選ばれることが慣例となっています。しかし現在、委員はマイケル・セリグ委員長1人のみとなっています。
ブルームバーグ・ニュースは今年初め、ホワイトハウスが検討しているとされる超党派の候補者名を報じていました。7月初めには、トランプ政権が民主党側がCFTCと米証券取引委員会(SEC)の空席に関する推薦を行っていないと議会上院に書簡で伝え、人事を進められない理由を説明していました。
これに対し、民主党の上院トップであるチャック・シューマー氏(ニューヨーク州選出)は7月末、両規制当局の民主党員枠について推薦リストをホワイトハウスに送付しました。シューマー氏の事務所報道官は、「民主党は、完全な超党派の委員会を支持している。我々は役割を果たし、CFTCとSECの民主党員枠についてホワイトハウスに名前を提出した」と述べています。同報道官は、ホワイトハウスからの返答はなく、もし候補者の審査が完了し、指名準備ができているのであれば、迅速に行動し民主党と協力すべきだと付け加えています。
ホワイトハウスはこの件についてコメントを控えています。CNBCは、シューマー氏が提出した候補者の氏名や、それらがホワイトハウスの審査対象に含まれているかを確認できていません。
上院で暗号資産(仮想通貨)の市場構造に関する法案「クラリティ法」の可決を目指す中、その票の獲得に必要な民主党議員は、SECとCFTCの民主党員枠およびCFTCの超党派枠が空席となっていることを批判しています。
「クラリティ法」の策定に関わる共和党関係者は、CFTCの空席を埋めることが、法案可決に向けたホワイトハウスからの重要な譲歩になると指摘しています。しかし、この問題は、トランプ大統領の家族の仮想通貨への関与に関する倫理的な懸念など、法案を停滞させている多くの問題の一つに過ぎません。
上院は9月15日に「クラリティ法」に関する重要な手続き上の採決を予定していますが、同法案に関わる共和党関係者は、法案が上院で承認されなければ、ホワイトハウスはCFTCの残りの4つの委員ポストを埋めないだろうと予想しています。個人的には委員会の充実を望んでいるものの、この状況では期待薄との見方です。
CFTCの4つの委員ポストを埋めるよう求める声は、超党派で上がっています。5月には、下院農業委員会のグレン・“GT”・トンプソン委員長(ペンシルベニア州選出)とアンジー・クレイグ筆頭委員(ミネソタ州選出)が、トランプ大統領に委員の指名を要請しました。同委員会は下院におけるCFTC関連の問題を管轄しています。
クレイグ氏はCNBCに対し、「トランプ政権は、CFTCがその使命を果たすために必要な人員とリソースを確保する必要があり、それには超党派の委員全員が含まれる」と改めて要請しました。トンプソン氏は火曜日、シューマー氏の事務所と同様に、ホワイトハウスから候補者指名に関するフィードバックは一切ないと述べ、「良い統治とは、適格な人々が上院の承認を得てその職に就くことだと強く信じている」と語りました。
Source: CNBC
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