
スノーフレイク、AI追い風で株価急騰
MarketBeat
公開日時: 2026/09/04 15:15
Sentiment Analysis
データクラウド企業のスノーフレイク(SNOW)の2027会計年度第2四半期(2024年4~6月期)決算が市場予想を上回った。特に、製品売上高見通しの上方修正が投資家の期待を大きく上回り、株価は一時20%以上急騰した。人工知能(AI)の普及が、同社のデータ、ガバナンス、コーディングツールの需要をむしろ高めていることが背景にある。
同社の決算発表によると、第2四半期の製品売上高は前年同期比35%増の15億5000万ドルとなり、成長は前期比、前年同期比ともに加速した。新規顧客獲得も好調で、顧客数は前年同期比32%増の692社、年間製品売上高が100万ドルを超える顧客は同27%増の828社となった。顧客あたりの定着率を示すネットレベニューリテンション(NRR)は126%を記録した。
利益面でも改善が見られた。非GAAP(一般的に認められた会計原則)ベースの営業利益率は、継続的な投資にもかかわらず430ベーシスポイント(bp)拡大し、調整後利益は売上高を上回るペースで成長した。調整後営業利益は87%増、調整後フリーキャッシュフローは36%増となった。
会社側は、第3四半期および通期の見通しも引き上げた。第3四半期の製品売上高は37~38%増、通期では60億7000万ドルに達すると予想している。この力強いガイダンスは、AIの進化がエンタープライズソフトウェアの需要を減退させるという見方を覆すものだ。
AIは、その複雑さから、大規模なインフラ、ガバナンス、セキュリティを必要とする。多くの企業はこれらの管理を自社で行うことが難しく、スノーフレイクのようなプラットフォームの重要性が増している。同社の強みは、データの集約、処理、セキュリティに加え、急速に進歩するコーディング能力にある。例えば、「Snowflake Cortex Code」のようなツールは、自然言語でAIにコード生成を指示する「vibeコーディング」や、既存のコードの改善を支援し、企業のコンプライアンスルール内で非技術者でもコードを作成できるようにする。
また、AIが企業の機密データやポリシーにアクセスし、理解することを可能にする機能は、AIの「幻覚(ハルシネーション)」を減らし、より精度の高い結果をもたらす。AIの導入初期段階において、スノーフレイクは今後も勢いを増し、採用が加速すれば予想を上回る業績を達成する可能性がある。
アナリストの評価も概ね好意的で、多くの証券会社が目標株価を引き上げている。現在の株価(356.78ドル)に対し、アナリストの平均目標株価は414.24ドルと、約16%の上昇余地が見込まれている。
Source: MarketBeat
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