
ハミルトン・レーン、手数料収入は順調も「エバーグリーン」にリスク
Seeking Alpha
公開日時: 2026/09/04 11:15
米オルタナティブ投資運用大手ハミルトン・レーン(HLNE)の手数料収入を生み出す資産が順調に増加し、運用手数料や手数料関連利益(FRE)の押し上げにつながっていることが明らかになりました。同社は、この成長性を評価され、アナリストからは「Buy/Quality Buy」のレーティングが支持されています。
ハミルトン・レーンは、近年、伝統的なプライベートエクイティ(PE)ファンドに加え、継続的に運用される「エバーグリーン」ファンドや、富裕層向けのプライベート・ウェルス(個人富裕層向け資産運用)商品への事業拡大を進めています。これにより、手数料収入の基盤は拡大していますが、一方で、運用資産の純資産価額(NAV)の変動や、投資家からの解約請求に対する感応度が高まるという新たなリスクも抱えています。
現在のバリュエーションを見ると、株価収益率(PER)は15.7倍、株価フリーキャッシュフロー倍率(P/FCF)は15.5倍となっており、競合であるブラックストーン(BX)と比較しても割安感があります。ただし、極端な割安株(ディープバリュー)というわけではありません。
今後の主なリスクとしては、エバーグリーンファンドからの継続的な資金流出が挙げられます。これが続けば、手数料収入を生み出す運用資産残高(FEAUM)、経常的な手数料収入、そして手数料関連利益(FRE)を圧迫する可能性があります。しかし、現時点での資金流出入の動向は、同社にとって引き続き追い風となっていると分析されています。
Source: Seeking Alpha
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