
レオナルド、防衛事業で成長加速
Seeking Alpha
公開日時: 2026/09/04 10:25
イタリアの航空宇宙・防衛大手レオナルド(Leonardo)が発表した上半期(1~6月期)決算は、収益性の改善と防衛事業の好調ぶりを示しました。
同社の売上高は、実質ベース(店舗や事業所の閉鎖・開設、買収・売却などの影響を除く)で8.2%増加しました。特に、受注高は39%増と大幅に伸びており、これは事業の成長性が高まっていることを示唆しています。利益面では、売上増加だけでなく、収益性の改善(マージン拡大)が事業利益(EBITA)の伸びに大きく貢献しました。
上半期の受注残高は、526億ユーロに達しました。これは、米軍向け車両などを手掛けるイベコ・ディフェンス(Iveco Defense)の受注分を除いた数字ですが、それでも約2.5年分の収益に相当する見通しです。この強固な受注残は、防衛需要が今後も安定して推移するという見通しを裏付けています。
航空機構造部品事業(Aerostructures)は依然として赤字ですが、上半期の赤字幅は大幅に縮小しました。ボーイング787型機やATR機向けの部品供給が増加しており、同事業の黒字化に向けた道筋が見えてきています。
また、イベコ・ディフェンスの買収は、陸上防衛分野へのエクスポージャー(投資機会)を強化し、収益性向上にも寄与すると見られています。ドローン事業については、ヘリコプター事業の補完的な位置づけであり、事業構造に対する脅威とはなっていないようです。
これらの結果は、レオナルドの事業基盤の強さと、特に防衛分野における将来性の高さを浮き彫りにしています。
Source: Seeking Alpha
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