
AIで買い物体験向上へ、Anthropicが小売業者向け指針発表
PYMNTS
公開日時: 2026/09/02 21:35
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人工知能(AI)開発企業Anthropic(アンソロピック)は、小売業者がAIを活用したショッピングエージェントを開発するための指針を発表しました。このエージェントは、消費者の商品探しを支援するだけでなく、在庫管理、価格設定、マーケティングといった店舗側の業務効率化にも貢献します。ホリデーシーズンの到来を前に、小売業界のAI活用が加速しそうです。
Anthropicが水曜日(9月2日)に発表したこの取り組みは、消費者が価格比較や在庫確認、商品レコメンデーション(推奨)のためにAIを利用する機会が増えていることを受けています。ロイター通信によると、Adobe Analyticsの先月の報告では、AIによって誘導された小売サイトへの訪問は、他の経路からのトラフィックと比較して60%高いコンバージョン率を記録しました。
Anthropicによると、この指針には、小売、旅行、通信、チケット販売プラットフォームにおけるショッピングエージェントとマーチャント(販売者)エージェントの両方のリファレンス実装(参照実装)が含まれています。同社はまた、Claude Codeプラグインも提供しており、この指針はClaude API、Amazon Bedrock(アマゾン・ベッドロック)、Microsoft Foundry(マイクロソフト・ファウンドリー)、Google Cloud Vertex AI(グーグル・クラウド・バーテックスAI)を通じて展開可能であるとしています。
ショッピングエージェントは、小売業者のアプリやウェブサイト内で動作するように設計されています。商品カタログの検索、複数の商品の組み合わせ提案、顧客の好みに合わせたレコメンデーションの提供、会話内での比較表示やカートへの追加、そして完了したカートのチェックアウトへの引き渡しなどが可能です。また、注文、返品、交換、返金ポリシーに関する顧客サービスからの問い合わせにも対応できると、Anthropicは説明しています。
一方、マーチャントエージェントは店舗運営者を対象としています。売上実績に関する質問への回答、在庫の監視と潜在的な問題の指摘、販売履歴に基づいた価格設定やプロモーションの推奨、マーケティングキャンペーンの草案作成などを行います。Anthropicは、これらの変更が実施される前に、必ず人間の承認が必要であると述べています。
今回の動きは、AnthropicがエンタープライズAI(法人向けAI)への進出を拡大し、Claude(クロード)をより多くの企業が利用しやすくするための取り組みの一環です。
Source: PYMNTS
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