
金価格、2026年に5000ドル超えも
Kitco
公開日時: 2026/09/02 16:45
Sentiment Analysis
カナダロイヤル銀行(RBC)は、地政学的不確実性、脱ドル化、そして米ドルへの信認低下懸念を背景に、金(ゴールド)価格が2026年に1オンスあたり5000ドル、2027年には5300ドルに達する可能性があるとの見通しを示しました。
RBCキャピタル・マーケッツのコモディティ戦略ディレクター、クリストファー・ルーニー氏は、今年初めに発表した予測を一貫して維持していると指摘。金価格を押し上げる根本的な要因は一時的に休止していたものの、依然として健在であると分析しています。特に、今年初めの投資信託(ETP)からの資金流出にもかかわらず、不確実性、脱ドル化、ドルへの信認低下への懸念から、金への資金流入が再開し、価格を押し上げると同氏は見ていました。8月初旬の金価格の回復や現在の水準、そして資金流入のパターンがこの見方を裏付けているとルーニー氏は述べています。
同氏は、年内については1オンスあたり4500ドルから5000ドルのレンジで推移するとの見方を維持しており、特に第3四半期と第4四半期の価格予測として、より高いシナリオに傾いているとしました。具体的には、2026年末には高シナリオである4929ドル、2027年には高シナリオの5296ドルを予想しています。
RBCは2026年の見通しとして、金価格の抵抗が少ない道は上昇方向であると指摘。不確実性が高まる中で、金は今年一年を通じてその価値を証明してきたとルーニー氏は振り返ります。関税、地政学、紛争、政治、政府閉鎖、法案など、様々な形を取りうる不確実性が続くことで、投資家は金へのエクスポージャーが不足していると感じていると分析。金の力強い価格パフォーマンスと相関性の低さを考慮すると、ポートフォリオにおける戦略的な資産として、より受け入れられるようになっていると述べています。
さらに、RBCは中央銀行が2026年まで金の需要を支える主要な存在であり続けると予想しています。ルーニー氏は、中央銀行による継続的な大規模な購入という物語が、一般投資家が金への投資を続けるための「許可構造」を促進すると付け加えています。
Source: Kitco
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