
UBS、IHGを「買い」に格上げ 目標株価188ドルへ
Proactive Investors
公開日時: 2026/09/02 11:25
証券大手UBSは、ホテル運営会社インターコンチネンタル・ホテルズ・グループ(IHG)の投資判断を「ニュートラル」から「買い」に引き上げ、目標株価を157.65ドルから188ドルに上方修正しました。
同社は、IHGの株価が、過去10年間の年平均約9%という堅調な収益成長率と、配当や自社株買いを通じて約85億ドル(約63億ポンド)を株主に還元してきた実績にもかかわらず、一部の競合他社と比較して割安な水準で取引されていると指摘しています。
UBSによると、IHGの株価は現在、競合のヒルトンと比較して3%割引で取引されていますが、IHGの収益成長見通しや、中国、中東といった回復市場へのエクスポージャー(投資機会)を考慮すると、この差は縮小すると考えられます。
今回の格上げに伴い、UBSはIHGの2026年の「販売可能客室1室あたり売上高(RevPAR)」の成長予測を3.5%に、純客室数成長予測を5.0%に引き上げました。これにより、2026年および2027年の1株当たり利益(EPS)予測も約4%引き上げられました。
新たな目標株価188ドルは、2027年の予想企業価値(EV)に対する利払い・税引き・減価償却前利益(EBITDA)の倍率18倍に基づいています。これは、IHGの長期平均である約16倍を上回る水準ですが、UBSは、同社の資産をあまり持たないビジネスモデル(アセットライトモデル)、中期的な収益成長の見通し、そして2020年代末までに45億ドル(約33億ポンド)以上の株主還元が見込める点を考慮すると、このプレミアムは正当化されると結論付けています。
Source: Proactive Investors
個別の投資に関する推奨やアドバイスを提供することを意図しておりません。ここで述べられている意見や見解は、あくまでも各記事の個人的見解です。