
デル、AI需要でPC・インフラ好調
Seeking Alpha
公開日時: 2026/09/02 03:55
米PC大手デル・テクノロジーズ(DELL)は2026年9月1日、2027会計年度第2四半期(2026年7~9月期)の決算を発表しました。人工知能(AI)向けサーバーやストレージといったインフラ製品の需要が引き続き好調で、PC事業も回復基調を示し、売上高・利益ともに市場予想を上回る結果となりました。
同社の発表によると、第2四半期の総売上高は177億ドルとなり、前年同期比で増加しました。特に、AIサーバーを含むインフラストラクチャ・ソリューションズ・グループ(ISG)の売上高は大幅に伸び、AI需要の恩恵を大きく受けていることが示されました。データセンター向け製品の需要は堅調で、AIトレーニングや推論に不可欠な高性能コンピューティング(HPC)関連の受注が拡大しています。
一方、クライアント・ソリューションズ・グループ(CSG)の売上高も、法人向けPC需要の回復やAI PCへの期待感から、前年同期比で増加に転じました。これまでPC市場は、パンデミック中の特需一巡後に低迷していましたが、ここにきて底打ち感が出てきています。
純利益は13億ドル、一株当たり利益(EPS)は1.64ドル(非GAAPベース)となり、こちらも市場予想を上回りました。これは、コスト削減努力と高付加価値製品へのシフトが奏功したことを示唆しています。
同社は、通期の業績見通しも引き上げました。AIサーバーの需要が引き続き力強いことを背景に、ISG部門の成長が牽引役となると見ています。PC市場についても、AI PCの普及が新たな成長機会をもたらすと期待しており、楽観的な見方を示しました。
決算発表後、デルの株価は時間外取引で上昇しました。AI関連のハードウェア需要の強さと、PC市場の回復期待が投資家の評価を高めた形です。同社は、AIインフラとPCの両輪で、今後も成長を続けることが期待されています。
Source: Seeking Alpha
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