
伊藤園、大幅増益で株価8%高
CNBC
公開日時: 2026/09/02 03:05
日本の大手飲料メーカー、伊藤園(2593.T)の株価が23日、8%以上急騰しました。同社が発表した第1四半期(5~7月期)決算が市場予想を上回り、国内市場全体が下落する中でも買われました。
伊藤園は、主力である緑茶飲料「お~いお茶」などで知られ、メジャーリーガーの大谷翔平選手をグローバルアンバサダーに起用したことでも話題を集めています。今回の決算では、営業利益が前年同期比22%増の102億円に達し、売上高も3.3%増の1351.8億円となりました。
特に注目されたのは、自動販売機事業の黒字化です。シティバンクのアナリストは、原料価格や茶葉コストの上昇、自動販売機事業の関連経費増加により利益は減少すると予想していましたが、実際には自動販売機事業が4%の営業利益率を記録し、予想外の黒字となりました。これは、同社が5月に自動販売機関連事業を統合し、収益性と事業効率の改善を図ったことが奏功したとみられています。
シティバンクは、この結果を「ポジティブ」と評価。5~7月期はソフトドリンクの需要期であることに加え、これまで赤字が続いていた自動販売機事業の収益性が「印象的」であると指摘しました。
主力の茶葉・飲料事業の営業利益は23.5%増の89.9億円、売上高は2.7%増でした。収益性改善の要因としては、販促費の削減や減価償却費の減少が、コスト上昇を相殺したことが挙げられています。
伊藤園は、海外事業の拡大にも意欲的です。現在52カ国・地域で事業を展開していますが、2029年4月期までに60カ国・地域以上に拡大することを目指しています。既存市場でも飲料やティーバッグの販売数量が増加しているとのことです。
同社は、日本の緑茶飲料市場でトップシェアを誇り、国内の生茶葉取引量の約25%を占めているとされています。
Source: CNBC
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