
AI企業Anthropic、Nvidia系Lambdaと350億ドル契約
Proactive Investors
公開日時: 2026/09/01 18:15
AI(人工知能)開発大手Anthropic(アンソロピック)が、Nvidia(エヌビディア)が出資するクラウドサービスプロバイダーLambda(ラムダ)と、350億ドル(約5兆円超)規模のコンピューティングパワー調達契約を結んだことが、ウォール・ストリート・ジャーナル紙の報道で明らかになりました。同紙は匿名の情報源の話として伝えています。
この契約により確保されるコンピューティング能力は、ビットコインマイニング企業Hut 8(ハット・エイト)がテキサス州で運営するデータセンターから提供されます。報道によると、データセンターの不動産リース権はNvidiaが保有しており、今回の取引全体においてNvidiaは、不動産所有者、半導体チップ供給者、そして取引の仲介者という複数の役割を担っています。
Anthropicは近年、AI業界におけるサプライヤー不足への懸念から、コンピューティング能力の確保に奔走しており、最近数ヶ月で既に総額1750億ドルものクラウド契約を結んでいます。
今回のLambdaとの契約で利用されるコンピューティング能力は、Hut 8がテキサス州ニューチェス郡で運営する「Beacon Point」キャンパスで提供されます。Hut 8は以前、このキャンパスの704メガワット分の施設について、15年間のリース契約を2件、格付けの高い顧客と締結していました。この顧客は後にNvidiaであることが判明しており、Nvidiaが施設の主要リース権を保有しています。これらの契約に基づくHut 8の基本契約総額は196億ドルに上ります。
Beacon Pointキャンパスがフル稼働した場合、年間平均13.1億ドルの営業利益をHut 8にもたらすと見込まれています。今回の契約スキームでは、AnthropicがLambdaに支払いを行い、LambdaがNvidia製ハードウェアを設置し、NvidiaがHut 8に施設の賃料を支払うという構造になっています。これにより、Hut 8は個別のコンピューティング利用状況に関わらず、長期的なインフラ収益を確保できる見通しです。
Source: Proactive Investors
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