
デレクUS、EPAの恩恵で株価急騰
Seeking Alpha
公開日時: 2026/09/01 16:05
石油精製・販売を手掛けるデレクUSホールディングス(DK)の株価が、過去1年間で2倍以上に上昇し、市場の注目を集めています。この急騰は、規制緩和と世界的な石油製品不足という二つの追い風によるものです。
特に、米環境保護庁(EPA)による「小規模製油所免除(Small Refinery Exemptions)」の適用が、同社にとって大きな利益をもたらしています。この免除により、デレクUSは再生可能燃料基準(RFS)を満たすために必要な「RIN(Renewable Identification Number)」と呼ばれるクレジットの購入負担を大幅に軽減。これにより、数億ドル規模の負債削減効果が見込まれており、2027年までさらなる業績向上が期待されています。
さらに、世界的な地政学的リスクの高まりやサプライチェーンの混乱が、石油製品の需給逼迫を招き、精製マージン(クラックスプレッド)が記録的な水準に達しています。こうした「棚ぼた的利益」とも言える状況は、2027年後半まで続くと予想されており、デレクUSの収益を押し上げる要因となっています。
アナリストは、同社の事業を個別に評価する「サム・オブ・ザ・パーツ(Sum-of-the-parts)」分析に基づき、公正価値を約81ドルと試算しています。これは現在の株価を上回る水準であり、今後も「買い」推奨を継続する根拠となっています。少なくとも10%以上のアップサイド(株価上昇の可能性)が見込まれるとの見方です。
Source: Seeking Alpha
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