
FRB理事、インフレ鎮静化なければ利上げ支持を示唆
CNBC
公開日時: 2026/09/01 13:35
米連邦準備理事会(FRB)のマイケル・バー理事は、インフレ率がFRBの目標である2%に戻る確かな兆候が見られない限り、追加利上げを支持する意向を表明しました。ワシントンで開催された銀行フォーラムでの講演で、バー理事はインフレ率が5年半近く目標を上回って推移している現状に懸念を示し、「より広範な価格圧力が定着する」ことを警戒しました。
バー理事は、「インフレが2%に向けて鈍化していくという確信をデータ上のトレンドから得られるのであれば、政策スタンスを評価するために少し時間をかけることができるだろう」と述べました。一方で、「インフレが十分に鈍化していないように見えるのであれば、断固として利上げを行うべきだと考える」と付け加えました。
これらの発言は、政策決定の重要な局面であり、高止まりするインフレと上昇する米国債利回りという背景の中でなされました。FRB理事は、金融政策を決定する連邦公開市場委員会(FOMC)の常任投票権を持つメンバーです。
中東情勢の不安定化への懸念が再燃する中、火曜日には米国債利回りが再び上昇し、指標となる10年物国債利回りは2025年1月中旬以来の水準に達しました。同時に、FRBのジェローム・パウエル議長は先週、市場が2週間後の次回FOMC会合での利上げの可能性を示唆していると広く解釈される発言を行いました。
バー理事は7月の政策金利を3.5%~3.75%のレンジに据え置く決定を支持しましたが、CMEグループのFedWatchによると、火曜日の市場では今月の利上げ確率が約66%と織り込まれていました。
バー理事は、インフレ率が高い状況にもかかわらず、経済全体については良好な評価を与えました。「これまでのところ、個人消費は概ね底堅い」と述べた上で、「しかし、インフレは依然として高すぎ、5年以上もそうである」と指摘しました。
直近のインフレ指標では、総合的な消費者物価指数(CPI)が前年同月比3.7%上昇、食品とエネルギーを除くコアCPIは3.3%上昇でした。FRBは来週発表される消費者物価指数と生産者物価指数の発表で、インフレに関するさらなるデータを確認することになります。
Source: CNBC
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